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【看護師必見】志望動機例文15選!理想の転職を叶える書き方・面接のポイント

記事掲載日:2020/08/31

【看護師必見】志望動機例文15選!理想の転職を叶える書き方・面接のポイント

看護師が転職活動をする際、悩むポイントのひとつである「志望動機」。志望動機は、面接の際に自身をアピールし、印象を大きく左右する要素のため、要点を押さえて書くことが大切です。今回は、看護師向けに志望動機の書き方と例文を、転職理由別や施設別にわけてご紹介。実際の転職活動で役立つ面接対策も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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看護師が転職活動を進める流れ

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看護師の転職活動期間は、情報収集開始から内定が出るまで1〜3カ月程度かかる場合が多いです。看護師の転職活動では、一般企業のように複数回面接があるケースが少ないため、1カ月以内に内定が出ることもあります。

看護師の転職活動は、情報収集をして希望の求人を絞り込み、履歴書や職務経歴書などの書類作成、求人の応募・面接へ進む流れが一般的です。中でも志望動機は、転職活動において初期のステップで作成するものであり、内定が出るかどうかを左右する重要なポイント。

ゆとりを持って履歴書作成を進められるように、事前の情報収集を前倒してスタートするなど早めの行動と準備を心がけましょう。

【看護師向け】転職の志望動機の書き方

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看護師が志望動機を書くときは、基本情報を忘れずに入れることや志望理由に絡めて自身の経験・目指す看護についてなどをアピールすることが重要です。看護師の転職志望動機の書き方とポイントを押さえておきましょう。

志望動機に入れるべき基本要素を押さえる

はじめに、志望動機に盛り込むべき基本要素を知りましょう。志望動機には、主に以下の3点を盛り込むことが大切です。

【志望動機に入れるべき3つの要素】

  • 自分のこと(経験・スキル・強み・看護観)
  • 転職先に感じた魅力とその理由
  • 転職先で自分の能力をどう活かせるか
  • 最初に自身の経験や強み、これまでに培ってきたスキルなど自分の情報を記載します。その後、その志望先に転職を希望した理由や魅力を感じた点などを続けましょう。

    自身のことや転職理由を踏まえて、転職先でどのような看護師になれるか、どのように役立つかを伝える締めくくりを記載します。3つの要素を段階に沿って盛り込むことで、熱意をアピールできるでしょう。

    自分の強み・経験・転職の要望を洗い出す

    看護師が志望動機を書くときは、はじめに自身が培ってきた経験を振り返り、積み重ねた知識やスキル、強みを洗い出します。自身の看護観なども考えておきましょう。

    自身の強みを把握し、転職において「何をアピールできるか」知ることが大切です。アピール要素がわからない場合は、最初から文章で書こうとせず、箇条書きで羅列してみるのがおすすめ。

    あわせて、自身が転職に求めることや譲れないポイントなど、「転職の軸」も洗い出しましょう。転職の軸を決めておけば、方向性がブレにくく、より理想的な転職につなげられます。

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    看護観の例文とおすすめの職場5選!書き方やポイントも徹底解説

    志望先を徹底的にリサーチする

    自身の強みや看護観などアピール要素が決まったら、志望先の情報収集を行います。志望先の看護理念・看護方針や病床数、看護体制、教育体制など、最低限の基本情報は必ず押さえておきましょう。

    志望先の情報を把握できていないと、自分がその志望先でどのように活躍できるか、熱意あるアピールはできません。とくに複数の面接を受ける場合、情報が混同しないよう注意が必要です。

    【事前調査しておくべき内容】

  • 病床数など病院の規模や、地域での役割など
  • 病院の理念や看護方針
  • 病院の特徴・特色 など
  • 即戦力になれるアピールを盛り込む

    これまでにあげた自身の強みと志望先の情報をもとに、「その志望先で自分はどう活躍できるか」というアピールを作成します。「長く働くことを希望している」「自ら学び、経験を活かして志望先に貢献できる」など、即戦力になれる人材であることをアピールしましょう。

    「勉強したい」「経験を活かしてキャリアを積みたい」などのフレーズは、勉強熱心な印象も受けますが受け身姿勢の表現です。採用担当者に「活躍してくれる人材」であると思われにくいため、受け身の表現は控えましょう。

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    看護師のエントリーシートは志望動機が重要!書き方と例文を紹介

    看護師の転職志望動機の書き方NG例

    志望動機の書き方を間違えると、面接官によくない印象を与えてしまいます。看護師が転職成功を目指すために、志望動機に盛り込む内容や使う表現には細心の注意を払いましょう。

    ネガティブ表現や嘘の情報を書く

    志望動機にネガティブな表現を使ったり、嘘の転職理由を記載したりすることはNGです。とくに、前職場の退職理由が人間関係や待遇、業務量の多さなどネガティブなものだった場合は、ポジティブな内容に書き換えるようにしましょう。

    ネガティブな表現を使うと、自身に落ち度がない場合でもマイナスイメージにつながりかねません。嘘の転職理由を書くと、信用を欠く恐れもあるため注意しましょう。

    ネガティブ表現 書き換え例
    業務量が多くて退職した 患者さま一人ひとりと時間をかけてじっくり向き合いたい
    人間関係が悪かった チームワークを重視しながら働きたい
    給与に不満があった 自身の強みやスキルを正しく評価してくれる職場で働きたい
    頻繁に転職している 幅広い知識やスキルを身につけていきたい
    その分野の経験がない 自ら学び、未経験の分野にチャレンジしたい

    例文や同じ志望動機を使い回す

    志望動機は必ず自分の言葉で、自身の強みや志望先に勤めたい理由、自身の経験などを書きましょう。例文を丸ごと引用して志望動機を書くことはNGです。定型文のままの志望動機では、やる気がないと判断されかねません。

    また、複数の面接を受ける場合は、同じ志望動機を使い回すと内容に行き違いや誤解が生じる可能性があります。例文の引用や同じ志望動機の使い回しはせず、志望先に合わせた内容を作成しましょう。

    待遇面の内容をメインに書く

    志望動機に、「給料や賞与が高いから」「残業がないから」など待遇に関わる内容を盛り込むのは避けましょう。「待遇のことしか考えていない」と、マイナスイメージにつながりやすいです。

    たとえ待遇面が転職理由のひとつであっても、志望動機には職場の風土や仕事内容などをメインに書きましょう。

    志望動機欄の空白が目立つ

    志望動機は記入欄の8割以上・250〜300文字程度で書くように心がけましょう。

    履歴書の志望動機欄に、空白はできる限り作らないほうが好印象です。空白が目立つと、内容が薄い、やる気がないなどマイナスな印象を与える可能性があります。

    ただし、文字数が多すぎるのもNGです。読みにくく、面接官への配慮が欠けていると思われるため、内容を絞って適切な文字数に調整しましょう。

    誤字・脱字が多い

    誤字・脱字ばかりの志望動機だと、乱雑でやる気のない人という印象を持たれる可能性があります。適切でない日本語が使われていると、社会人としての基礎知識・マナーがない人だと思われるケースも。

    誤字・脱字をなくすためには、時間にゆとりを持って志望動機を作成し、提出前の見直し時間を確保することが大切です。スケジュール管理を徹底して、転職活動を進めましょう。

    【転職理由別】看護師の志望動機例文4つ

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    ここからは、理由・シチュエーション別に志望動機の例文をご紹介していきます。志望動機を書く際のご参考にしてください。

    【志望動機例文1】スキル・キャリアアップしたい場合

    総合病院の救急病棟に勤務する中で、緊迫した状況で迅速な判断や処置が求められる救急看護の知識・経験をさらに深めたいと考えました。
    貴院は急性期病院として地域全体の重症度の高い患者さまを数多く受け入れており、さらなるスキルアップを目指すのに適した環境だと考えております。
    貴院に入職後は、普段の業務に加え勉強会などの機会を活用しながら、高度な医療技術をもつ貴院で急性期ケアや緩和ケアを学び、認定看護師を目指したいと思っております。

    スキルアップを求めて転職する場合は、志望する医療機関で高度な技術を学びたいという向上心を素直にアピールしましょう。前職での経験を織り交ぜることで、よりイメージのしやすい志望動機を書くことができます。

    スキルアップの方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。

    ▼関連記事はコチラ
    看護師として上を目指したい方必見!スキルアップする方法・取得したい資格を解説

    【志望動機例文2】未経験の領域・分野に挑戦したい場合

    これまで内科病棟で4年間慢性期看護の経験を積みましたが、高齢の患者さまと接する機会が多く、ターミナルケアを学びたいと思うようになりました。
    ターミナルケアは未経験ではありますが、慢性期で身につけたリハビリ等のスキルを活かし、さらに緩和ケアの知識も身につけ、患者さまやご家族に寄り添ったケアを実践したいと考えております。

    未経験の領域にチャレンジしたい方は、「なぜその領域に興味を持ったのか」転職のきっかけを詳しく書くことが重要です。自身がこれまで培ってきたスキルでできることと、これから学びたいことについてそれぞれ言及しましょう。

    【志望動機例文3】志望先の理念や方針に惹かれた場合

    これまで循環器内科に4年間勤務し、慢性期看護に従事しておりました。
    日々の業務の中で、治療の苦痛をできるだけ取り除き、意思を尊重した看護を提供したいと考えるようになりました。
    そこで、長きにわたる療養の期間を患者さまとご家族に寄り添い、患者さまのQOLを保ちつつ高度な治療で支えるという貴院の看護理念に共感し、志望いたしました。

    志望する医療機関の掲げる理念や風土に惹かれた場合は、自身が大事にしている看護観について触れ、志望先の理念とどの部分がマッチしたのかを明記しましょう。

    理念や風土を活かして、具体的にどのような看護師に成長したいかという将来像まで書けると理想です。

    【志望動機例文4】ライフスタイルを重視したい場合

    看護師としてこれまでに9年間、さまざまな診療科で経験を積んでまいりました。看護師は自分にとって天職であり、今後も看護師として医療に貢献していきたいと考えております。
    貴院は、完全予約制を導入しており、残業が少ないと伺っております。私事ではございますが、現在1歳になる子どもがいるため、育児と看護師としての仕事を両立できる貴院の環境に大きな魅力を感じています。
    貴院であれば、私がこれまでの看護師としての経験を活かしながら無理なく貢献することができると考え、志望いたしました。

    ライフスタイルを重視して働きたい場合は、志望動機の伝え方に注意が必要です。単に「残業が少ないから」という理由だけでなく、子育てや介護など家庭の事情をしっかりと伝えたうえで、長期間にわたって働き続けたいという意志が伝わる文章を心がけましょう。

    看護師の残業時間に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。

    ▼関連記事はコチラ
    看護師の残業時間はどのくらい?残業が多くなる原因や減らす方法を解説

    【シチュエーション別】看護師転職の志望動機例文4つ

    次に、転職する際のシチュエーション別に志望動機の例文を紹介します。

    【志望動機例文1】結婚や子育てでブランクがある場合

    前職では小児科病棟で4年間勤務いたしました。出産と子育てが一段落したため、今後は長く働ける環境で看護師として復帰したいと考えております。
    貴院では、実際に子育てをしながら働いていらっしゃる方が多いことにも魅力と安心を感じております。
    ブランクがある分一層努力を怠らず、勉強会やセミナーの機会を積極的に利用し、1日でも早く貴院に貢献していきたいと思います。

    ブランク明けで応募する方は、まず離職した理由について記載しましょう。さらに、次に働く職場では長期間従事したいという旨を伝えると、熱意をアピールできます。

    ブランクを埋めるために、努力することや意気込みについても触れられるとベストです。ブランク明けの復職については、下記の記事で詳しく解説しています。

    ▼関連記事はコチラ
    ブランクがあっても大丈夫?看護師の復職・再就職に関する不安を解決

    【志望動機例文2】第二新卒・前職の在籍期間が短い場合

    前職では総合病院の救急病棟で1年半勤務しました。
    まだまだ看護師としての経験は浅いですが、救急での経験から患者さま一人ひとりにより長く、深くかかわる看護がしたいと考えるようになりました。
    そこで、回復期のリハビリテーションに強みを持つ病院として、中長期にわたって丁寧なケアを提供する貴院に魅力を感じ、志望いたしました。

    第二新卒または前職の在籍期間が短い求職者の方は、短い看護経験の中でも自分なりに得られたことや学んだことをしっかりと伝えましょう。

    そのうえで、なぜ志望する医療機関がよいと思ったのか、前向きな視点で書くことが大切です。前職への不満など、ネガティブな内容は避けましょう。

    【志望動機例文3】転職の回数が多い場合

    看護師として7年間働く中で、より幅広いスキルを身につけるため、小児科病棟、外科外来、外科病棟、手術室と、さまざまな分野での経験を積んでまいりました。
    今後はこれまでに身につけた知識と技術を活かし、外科手術に実績があり、最先端の医療を提供している貴院で患者さまのお役に立ちたいと考え、志望いたしました。

    転職の回数が多い場合、採用してもまたすぐに離職してしまうのではないかと思われることを避けるため、長期的に勤務したい旨や志望度の強さをアピールすることが重要です。転職回数の多さを、経験の幅広さとしてポジティブに捉えるのもよいでしょう。

    自身の転職回数が多いのかどうかわからない方は、下記の記事をご参考にしてみてください。

    ▼関連記事はコチラ
    看護師の転職事情│職場を変えた矢先...でも辞めたいと感じたら?

    【志望動機例文4】前職に不満があり転職する場合

    精神科病棟の看護師として5年間働いています。今回貴院を志望したのは、看護師の人事考課制度が確立されており、自身のスキルや勤務態度が公平に評価される職場だと感じたためです。
    今後も看護師としてより高いモチベーションをもって働くために、貴院で勤務したいと考えています。

    転職に至ったネガティブな理由は書かないほうがベターです。なるべくポジティブな言葉に言い換えながら、志望する医療機関に魅力を感じた理由や期待する部分を書きましょう。

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    【転職先の施設別】看護師の志望動機例文4つ

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    次に、志望する施設別に志望動機の例文を紹介します。

    【志望動機例文1】クリニックへの転職

    総合病院の内科病棟に5年間勤務し、急性期の患者さまの対応をしてきました。患者さまお一人お一人と向き合い、丁寧な看護を心がけ、とくに生活習慣病の療養指導に力を入れて勤務してきました。内科領域全般、ひと通りの対応ができると自負しております。
    患者さまと交流する中で、患者さまの中で地域のかかりつけ医の存在が非常に大きいことを実感しました。かかりつけ医がいることで、安心して療養生活を送れているのだと感じます。
    総合病院での経験を活かし、地域の患者さまを支える医療に携わりたいと思うようになり、貴院に応募いたしました。

    クリニックに応募する際は、その志望先の特徴や力を入れている領域を押さえたうえで、それに合った志望動機を考えましょう。

    また、実際に働いた場合にどのような点で志望先に貢献できるか、イメージがわくようなアピールを盛り込むことも大切です。

    【志望動機例文2】大学病院や総合病院への転職

    私は看護学校を卒業後、4年間呼吸器内科にて看護師としての経験を積みました。決して人数が多い職場ではなかったため、常に自分で考え学びながら戦力になることが求められ、看護師としての基礎をしっかりと身につけることができたと自負しています。
    今後はこれまでの経験を活かしながら、幅広い分野の知識を学びたいと考えております。そして、より多くの患者さまのお役に立てる看護師になりたいと考え、総合的に医療を提供している貴院で働くことを志望いたしました。

    大学病院や総合病院などの規模の大きな病院を志望する際は、これまで自身がいた環境を踏まえ、なぜ新たな環境に身を置きたいのかをしっかりと説明しましょう。

    現状の自身のスキルや経験をどのように活かせるのかも書けると望ましいです。

    【志望動機例文3】介護施設や老人ホームへの転職

    前職では急性期病棟に3年間勤めました。日々多くの患者さまの対応を行う必要があったため、迅速な判断のもとに適切な処置を施すスキルを身につけることができたと自負しています。
    一方で、一人の患者さまに長く向き合うようにケアを行う機会はあまりなく、もっと患者さま一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、しっかりとサポートを行いたいという気持ちが日々強くなりました。
    かねてから高齢者医療に関心を持っていたこともあり、貴院で高齢者看護に携わりたいと考え、今回志望いたしました。
    これまでの看護師経験の中で身につけたスピーディな対応力を活かしつつ、新たなフィールドでやりがいを感じながら高齢者医療に従事したいと考えています。

    介護施設や老人ホームなど、通常の医療機関と大きく環境が異なる職場を志望する際は、動機や志望度の強さも重要です。転職後にギャップが生じることを防ぐためにも、具体的に記載しましょう。

    【志望動機例文4】訪問看護ステーションへの転職

    これまで循環器内科病棟をはじめ、病棟看護師として8年間の経験を積んできました。勤務していた病院の特徴もあり、とくにご高齢の患者さまの対応経験が豊富です。
    退院される患者さまの様子を見る中で、ご自宅に戻られてからの療養を支える仕事に興味を持つようになりました。
    ご自宅の環境や患者さまのご希望もさまざまな中で、「より個別性が高く、患者さまに寄り添った看護」を理念に掲げておられる貴施設に魅力を感じ、このたび志望いたしました。
    培ってきた臨床経験を活かし、貴施設の理念に基づいた看護を実践したいと考えています。

    訪問看護ステーションへの転職理由は、「魅力を感じている新しい分野に挑戦してみたい」など前向きな気持ちを記載すると好印象です。志望先が大切にしている方針や、その施設でしか実践できない内容を具体的に盛り込むとよいでしょう。

    【転職先の部署別】看護師の志望動機例文5つ

    最後に、転職を希望する部署別の志望動機例文を紹介します。盛り込むべきポイントを確認しましょう。

    【志望動機例文1】外来への転職

    これまで小児科病棟に4年間勤務してきました。さまざまな疾患を持つ患者さまとそのご家族の対応を学んできましたが、発達に特徴のあるお子さんを担当する機会があり、その対応に興味を持ちました。
    貴院では一般の小児科外来診療だけでなく、とくに発達障害児の対応に力を入れておられると知り、ぜひ働かせていただきたく志望しました。
    お子さんとご家族に安心して通っていただけるようなケアを目指したいです。

    応募する外来の特色や専門領域と、自身の志望動機を関係づけて表現しましょう。「残業が少ないと思い」などの表現はNGです。「外来で楽をしたい」と思われないよう、看護師としての業務内容に意欲を持っていることをアピールしましょう。

    【志望動機例文2】精神科への転職

    私は看護学校を卒業後、3年間総合病院の精神科病棟に勤務し、その後内科病棟にて2年の経験を積みました。患者さまと関わる中で、コミュニケーションの取り方ひとつで精神状態が左右される精神科看護にとくにやりがいを感じ、本腰を入れて精神科医療にかかわりたいと考えるようになりました。
    貴院には、精神科医療に関わるさまざまな施設があるため、急性期から慢性期、回復期まで幅広く携われると考えています。一層貴院に貢献できるよう、ゆくゆくは精神科専門看護師の資格を取得することも検討しております。

    精神科の勤務経験がない方の場合は、「患者さまの変化を敏感に観察する力が身についている」「これまでの経験で培ったコミュニケーションスキルを活かしたい」など、観察力やコミュニケーション力をアピールするとよいでしょう。

    精神科は比較的余裕のある職場が多いため、「一人ひとりとじっくり向き合って看護をしたい」といった志望動機もおすすめです。

    【志望動機例文3】回復期リハビリテーション病棟への転職

    これまでは外科の急性期病棟に2年間勤務していました。急性期ですと、患者さまの退院後の生活まで支援するような看護ができず、歯がゆい思いをしてきました。
    回復期リハビリテーション病棟の、退院後の生活を見据えた援助に魅力を感じ、志望いたしました。貴院では、リハビリ担当スタッフとも密に情報交換しながら、患者さまのご希望に合わせたケアを行っていると存じ上げます。私もそのような看護を提供できるよう努めたいと考えています。
    経験年数は多くありませんが、常に勉強し新しい知識を身につけ、患者さまの退院後の生活に向けたよりよい支援ができるよう努めてまいります。

    回復期リハビリテーション病棟の業務内容や特色を把握し、特徴をしっかりと押さえた志望動機にしましょう。自身がどのような看護をしたいのか、どのように役立ちたいのか、アピールを盛り込むことが大切です。

    経験年数が少ない場合は、自ら勉強し知識を深める意欲があることも合わせて伝えましょう。

    【志望動機例文4】急性期病棟への転職

    私は、手術室やICUで4年の経験があります。この先長く働くことを考えて、もっと患者さまの回復に携わる看護がしたいと考え、前職で得た知識とスキルを活かして働きたく急性期病棟を志望いたしました。
    貴院では患者さまの満足度の向上と、看護教育に力を入れていると存じ上げます。私も、配慮の行き届いたケアを行い、患者さまに満足していただける看護の提供を目指して、自己研鑽しながら働いていきたいと考えております。

    急性期病棟ならではの特徴である、患者さまの回復を実感できる点を志望動機に入れています。この先長く働くことを考えている、という内容を加えて、長く活躍できる人材であることをアピールしましょう。

    看護教育に力を入れている病院である点にも触れ、学ぶ姿勢や知識を高める意識をアピールすることも大事です。

    【志望動機例文5】手術室への転職

    これまで整形外科病院の手術室にて5年間勤務しました。患者さまの回復に、「手術」という大きな治療で関われることに喜びを感じています。さらにキャリアアップしたいと考え、診療科数・手術件数ともに豊富な貴院を志望しました。
    診療科が増えることで新しく覚える項目も多いかと思いますが、積極的に学んでいきたいと考えています。

    手術室経験者の場合は、キャリアアップを目指していることやこれまでの経験を活かせることを志望動機とするのがよいでしょう。

    手術室未経験の場合、外科病棟の経験がある方は手術を受ける患者さまの対応経験をアピールするのがおすすめ。外科病棟の経験がない場合は、チームで手術を行うためのコミュニケーション能力や、手術に使用する器具・術式を覚える学習意欲をアピールしましょう。

    【面接対策】看護師が理想の転職を叶えるポイント

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    看護師が理想の転職を叶えるためには、履歴書の志望動機だけでなく面接対策にも手を抜かないことが大切です。受け答えの仕方や、志望動機の伝え方なども大きく印象を左右します。ポイントを押さえて、面接対策を行いましょう。

    頻出質問対策を行う

    看護師の転職面接として、聞かれやすい頻出質問を事前に確認しておくことが大切です。質問されてもスムーズに受け答えできるよう、あらかじめ回答を用意しておきましょう。

    志望動機と並んで必ず聞かれる質問は、前職の退職理由やこれまで経験した仕事内容についてなどです。また、看護師を目指したきっかけや看護観、長所や短所、患者さまとの印象的なエピソードについてなども、ほとんどの面接で聞かれるでしょう。

    面接のマナーと当日の流れを把握する

    面接当日の服装や髪型、メイクなどに配慮し、社会人としてふさわしい身だしなみに整えましょう。

    服装は、基本的にはスーツを着用します。清潔感を意識して、髪が長い場合は結び、顔がはっきりと見えるようにしましょう。メイクは、顔色がよく見えるようなナチュラルメイクでまとめます。

    また、面接場所への行き方も含め、当日の面接開始から終了までの流れを確認しておきましょう。当日は絶対に遅刻しないよう、時間に余裕を持って行動することが大切です。

    明るくハキハキとした受け答えを意識する

    受け答えの仕方は、採用担当者に与える印象を大きく左右します。質問に答える際は、採用担当者の目を見て、明るくハキハキとした声で話しましょう。

    相手が聞き取りやすいよう、ゆっくり話すことが基本です。焦って早口にならないよう気をつけましょう。ボソボソと小さな声で話したり、目線が下を向いていたりすると、印象が悪くなるため注意が必要です。

    履歴書の内容と一貫性を持たせる

    履歴書に記載した志望動機や自己PRと、面接で話す内容が矛盾しないよう注意しましょう。内容が矛盾していると、不信感を持たれ、論理的な思考ができない人と思われる可能性があります。

    内容に一貫性を持たせるため、事前に履歴書の内容を頭にしっかり入れておきましょう。履歴書に記載した内容は変えず、面接の際は履歴書に書ききれなかった補足や具体的なエピソードを話すようにするのがおすすめです。

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    看護師の面接対策を徹底解説!マナー・流れ・よくある質問まとめ

    熱意ある志望動機で看護師として転職成功を目指そう

    看護師が理想の転職を叶えるためには、志望動機の書き方が非常に大切です。自身の経験やスキルなどを振り返り、志望先でどう活かせるかを盛り込みましょう。実践したい看護や将来像なども踏まえて、働く意欲をアピールすることがカギです。

    また、記載に迷うネガティブな内容も、ポジティブな表現に言い換えれば、熱意を伝えられるでしょう。志望動機の書き方や面接対策を参考に、理想の転職を目指してください。

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