看護師の転職面接はスーツが基本!服装と身だしなみのマナーを徹底解説
記事掲載日:2020/08/31
看護師として転職の面接を受ける際に、どの様な服装で臨むべきか分からないという声を多く聞きます。
そこでこの記事では、看護師の面接での服装の基本について解説していきます。転職ならではのポイントや、身だしなみの注意点もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
看護師の面接時の服装
さっそく看護師が面接を受ける際にどの様な服装で臨むのがふさわしいのかを見ていきましょう。考え方の基本としては、自分がしたい服装をするのではなく、なるべく面接官にネガティブな印象を抱かれない、きちんとした服を選ぶことが重要です。
それではアイテム別にポイントをチェックしていきましょう。
基本はスーツ
働く上ではスーツを着用する機会の無い看護師ですが、面接の際には基本的にはスーツを着用するのがマナーです。カジュアルな服装で面接に臨んでしまう方もいらっしゃいますが、面接官に悪い印象を持たれる場合もあるため、必ずスーツを着用するようにしましょう。
スーツの色は黒、ベージュ、濃紺、グレーなどの落ち着いたものを選ぶようにしてください。また、転職の場合にはリクルートスーツは頼りなく見えてしまうためNGです。
スカートの丈は膝が少し隠れるくらいのものを選び、必ず素足ではなくストッキングを着用するようにします。また、パンツスーツでも問題ありません。
冬場でコートを着用する必要がある場合には、トレンチコートなどのビジネスシーンにふさわしいものを選んでください。色もスーツとの相性を考えながら、黒やベージュなど落ち着いたものをチョイスしましょう。
インナー
スーツに合わせるインナーは白のブラウスが基本ですが、新卒っぽさが出てしまうようでしたら、薄いブルーやピンクなどでも問題ありません。ブラウスのデザインはフリルが目立つ派手なものや、胸元が強調されてしまうものは避けるようにしてください。また、柄物もなるべく控えるのがベターです。
ブラウス以外の場合は、シンプルで上品なカットソーやニットを合わせてもOKです。
靴
靴はヒールの低い黒のパンプスが基本です。スーツとの相性によっては、グレーやベージュなどの落ち着いたデザインのパンプスでも問題ありません。ハイヒール、ミュール、サンダル、ブーツ、スニーカーなどはマナー違反になるので、避けるようにしましょう。
また、足元は印象の良し悪しを大きく分けるポイントです。靴が汚れていると面接官に悪いイメージを抱かれてしまいかねないので、靴は綺麗な状態で面接に臨むようにしてください。
アクセサリー・時計
面接に臨む際には、結婚指輪以外のアクセサリーは外していくようにしましょう。アクセサリーをつけていることによって、印象が悪くなることはあっても、良くなることはまずありません。
また、腕時計はつけていても構いませんが、スーツに合うものを選びましょう。時計の着用はマストではないので、ビジネスシーンにふさわしくない派手なデザインの時計であれば、外して面接を受けるのが無難です。
かばん
面接用の鞄は黒のシンプルなものがベストです。履歴書の提出が必要な場合があるため、A4サイズの書類が入る大きさのかばんを選びましょう。また、かばんを置いた時に倒れてしまうとみっともないため、なるべく自立するデザインのものを選ぶとよいでしょう。
ブランド品であっても、ロゴやデザインが悪目立ちしなければ問題ありません。
見出しなみにも注意
服装に続き、身だしなみもチェックしていきましょう。基本的な考え方は服装選びと同じく、悪目立ちを避けることが重要です。
それではポイント別に詳しく見ていきましょう。
髪型
髪が肩にあたる長さの場合は、ポニーテール、もしくはハーフアップにまとめるようにしましょう。耳を出すことで清潔感が出て印象がよくなります。
ショートヘアーの場合にも耳にかけるなどでなるべく表情や印象が明るく見えるようにスタイリングすることをおすすめします。面接中に髪を触るのは好ましくないため、挨拶したタイミングなどに髪型が崩れてしまうようなら、ピンで留めるようにしましょう。
また、前髪が長い場合には、整髪料やピンを使い、髪が目にかからないようにセットすると良いでしょう。
髪色は黒、もしくは暗めのブラウンが基本です。派手な色や明るすぎるブラウンはマナー違反になるため、面接前にカラーリングするようにしましょう。
メイク
メイクはナチュラルメイクが基本です。派手すぎるメイクやカラコンなどは避けるべきですが、完全なノーメイクもマナー違反にあたります。
血色がよく、健康で明るい印象に見えるくらいのナチュラルメイクを施して面接に臨むのが良いでしょう。
ネイル
看護師の面接において、ネイルはどの様なものであってもNGです。看護の仕事を行う際には、手元は常に清潔な状態でなくてはなりません。デザインの問題ではなく、ネイルをしていること自体が看護師として不適切とみなされてしまうため、短く切って清潔な状態で面接に望みましょう。
臭いにも注意
看護師は患者さんと直接的に接する仕事なので、臭いにも気を使う必要があります。夏場であればデオドラントスプレーやボディペーパーなどを使うようにしましょう。また、タバコの臭いにも気をつけてください。
反対に、香水などで強い臭いを発しすぎているのもNGです。
まとめ
看護師が転職の面接に臨む際の服装と身だしなみについて解説しました。
考え方の基本は、ビジネスマナーに則りつつ、悪い印象を抱かれないようにさえすれば問題ありません。ぜひこの記事で解説した内容を参考に服装と身だしなみを整え、面接に臨んでくだ