転職

【看護師の履歴書の書き方】転職に役立つ志望動機&自己PR例文や準備のポイント

記事掲載日:2023/05/18

【看護師の履歴書の書き方】転職に役立つ志望動機&自己PR例文や準備のポイント

看護師の転職活動において、履歴書は必須の大切な書類です。マナーを守って書けているかどうかで採用担当者からの印象が左右されます。今回は、看護師の方向けに履歴書の基本的な書き方やより魅力的な履歴書にするためのポイントをご紹介。ナースステップのコンサルタントからみたアドバイスも掲載していますのでチェックしてみましょう。

ナースステップは
「なぜ転職するのか」の理由を
明確にするところから一緒に考えます。

看護師の転職に悩んだら
まずはナースステップにご相談ください!

無料60 秒で完了!
ナースステップに登録する▶

▼関連記事はこちら
【転職が多い看護師】職務経歴書の書き方&例文!スキル・経験を伝えるコツ

看護師の履歴書の書き方【基本事項・学歴・職歴】

看護師さんが履歴書を書くときの注意点・ポイントを、項目ごとに紹介します。

看護師の履歴書の書き方【基本事項・学歴・職歴】 【履歴書の左側に書く主な項目】

①日付

履歴書の日付は、提出方法に合わせて書きましょう。記載する日付は、以下の通りです。

  • メールで提出する場合:提出日
  • 持参する場合:持参する日
  • 郵送の場合:投函する日
  • 和暦・西暦どちらでもいいですが、履歴書の以降の部分は、ここで使用した日付の書き方に統一して記入しましょう。

    ②氏名

    ふりがなは、「ふりがな」とある場合はひらがなで、「フリガナ」とある場合はカタカナで書きます。記入漏れが多い項目なので注意が必要です。

    ③証明写真

    履歴書に貼る証明写真は、3カ月以内に撮影したものを使用するのが基本です。撮影するときは、スーツ・ジャケットを着用しましょう。また、髪型も清潔感が感じられるように整えます。

    証明写真は無人証明写真機で撮影してもいいですが、お店で撮ってもらうとよりきれいな写真を準備できます。看護師さんの場合、この提出した証明写真が採用後働くときに付ける名札やネームプレートの写真になるケースもあります。

    ④生年月日

    生年月日の数字は漢数字ではなく、算用数字で記入します。「年」の記載は和暦・西暦どちらでも問題ありませんが、履歴書の1番上に書いた日付の部分と表記方法を揃えましょう

    ⑤住所

    住所欄には、都道府県からマンション・アパート名や号室まで省略せずに記入しましょう。ふりがなの記入し忘れに注意してください。

    ⑥学歴

    学歴・職歴欄の一行目の中央に「学歴」と書き、二行目から記入していきます。学歴は、中学の卒業年以降の、入学・卒業年次を書くのが一般的です。学校名や学部・学科名は省略せず、必ず正式名称で書きましょう。

    ⑦職歴

    職歴を書くときは、病院や施設名も正式名称で書くのが基本です。「〇〇科病棟勤務」など、所属していた科まで書くとなおよいでしょう。看護師ではなく一般職として働いた経験がある人は、それも含めてすべての職歴を書きます。

    短い期間しか働いていない職歴でも、省略してはいけません

    すでに退職しているのであれば「一身上の都合により退職」、在職中の場合は「現在に至る」と記載します。

    看護師が履歴書を作成する際の5つのポイントはこちらから
    看護師の履歴書を提出する前のチェックポイントはこちらから

    看護師の履歴書の書き方【資格・志望動機・自己PR】

    看護師の履歴書の書き方【資格・志望動機・自己PR】 【履歴書の右側に書く主な項目】

    ①免許・資格

    資格は取得した時系列順に記入します。「看護師免許」「助産師免許」「保健師免許」は必ず記載してください。専門看護師さん、認定看護師さんは「専門看護師(〇〇)」「認定看護師(〇〇)」と、分野まで記入しましょう。

    また、仕事に直接関係しないような資格(TOEICなど)でも書くのが基本です。まだ取得していないものの、取得に向けて勉強中の資格がある場合は「取得予定」として記載できます。

    ②志望動機

    【志望動機の書き方のポイント】
  • 「経験・スキル・強み・看護観」「転職先に感じた魅力と理由」「自分の能力をどう活かせるか」の3点を記載する
  • 自分の強み・経験・転職の要望を洗い出す
  • 志望先を徹底的にリサーチする
  • 即戦力になれるアピールを盛り込む
  • 志望動機は、履歴書でもっとも大切な項目です。「なぜその病院(施設)で働きたいと思ったのか」を具体的に説明して、いかに熱量を伝えられるかがポイント。前職での学びや今後のキャリアプランとつなげて記載しましょう。

    また、志望動機に病院の特徴や理念を交えて書くと、しっかり病院のことを調べていることもアピールできます。「お給料がいいから」などの率直すぎる理由を書くのは、おすすめできません。「この人を採用したい」と思ってもらえるような文章にしましょう。

    ただし、小さい字でびっしり書いてしまうと、読みにくくなるので注意。見やすい大きさの文字で、枠内に収まる文字数で簡潔にまとめましょう。書ききれなかった具体的なエピソードは、面接で話すのがおすすめです。

    【ケース別】履歴書に書く志望動機例文3選

    転職先の部署の経験がある場合
    これまで総合病院の産婦人科病棟に勤めてきました。ひと通り勤務してきた中で、とくに不妊に悩む方々のケアに興味を持っています。最先端の技術で不妊治療に取り組んでおられる貴院であれば、もっと患者さまの心に寄り添い専門性の高いケアを提供できるのではないかと考え、このたび志望いたしました。前職で身につけた産婦人科領域の総合的な知識と技術を活かして、即戦力として頑張りたいと思っています。

    転職先の部署が未経験の場合
    これまで内科病棟勤務時代、健診で病気を早期発見し入院してこられる患者さまに出会うたび、予防医学に興味を持ってきました。貴施設では巡回健診や出張検診に力を入れておられ、「地域の方の病気をひとりでも多く早期発見する」という理念に共感しましたので志望させていただきました。未経験の分野ではありますが、他のスタッフと連携し、スムーズに検査を回せるよう努力してまいります。

    ブランクがある場合
    総合病院の内科病棟に5年間勤務したのち、出産・育児のため退職しました。このたび子どもが幼稚園に入園しましたので、看護師に復帰したいと考えております。こちらの訪問看護ステーションでは、より個別性の高いケアを提供していると伺い、私の目指す患者さまに寄り添ったケアができると考え志望いたしました。ブランク明けではありますが、両親や園の預かり保育も活用しながら、できるだけ長く働き続けたいと考えております。

    ▼関連記事はこちら
    【看護師必見】志望動機例文15選!理想の転職を叶える書き方・面接のポイント
    【転職成功のカギ】看護師の自己分析方法!条件の決め方・コツについて

    ③自己PR

    【自己PRの書き方のポイント】
  • 「アピールポイント」「エピソード」「業務にどう活かすか」の3点を記載する
  • 自分のアピールポイントを分析する
  • 志望先の情報収集を入念に行う
  • 志望先の特徴とアピールポイントを絡めてまとめる
  • 自己PRは、自分の強みが伝わるようにスキル・経験・長所をアピールする場です。事前に志望先の情報と自分の強みをよく分析し、志望先が求めている人物像に自分が合致していることをアピールするようにしましょう。

    上記の要素を踏まえて具体的なエピソードを交えて書くと、実際に働いている姿のイメージがわき、より説得力が増すでしょう。

    【ケース別】履歴書に書く自己PR例文3選

    転職先と同じ部署の就業経験をアピールする場合
    私はこれまで5年間、総合病院の整形外科病棟に勤務し、ひと通り整形外科領域のケアを経験してまいりました。リーダー業務も任せられ、上司からは「なんでも仕事を任せられるから頼もしい」と評価を受けています。前職で学んだ知識と経験を、整形外科の専門病院である貴院で活かし、ゆくゆくは整形外科領域のエキスパートナースを目指したいと考えています。

    看護師としての姿勢・性格をアピールする場合
    私は看護をするうえで一番大切なことは、患者さまの気持ちに寄り添うことだと考えています。患者さまの言葉に常に耳を傾け、そのときの気持ちに寄り添ったケアを提案することで「話を聞いてもらえて助かった」「あなたの看護は心がこもっていて嬉しい」と喜ばれた経験があります。貴院でも引き続き患者さまに寄り添ったケアをしていきたいと考えています。

    ブランクから復帰する場合
    前職を退職後育児に専念しておりましたが、その間も看護師としての仕事復帰に支障のないよう、最新の情報は専門誌で確認してきました。また、今回育児を通して、顔色や表情などから体調を読み取ることの大切さを改めて感じ、仕事に活かしたいと考えております。復帰後は夫や親にも育児の協力を受け、仕事との両立を目指してまいります。

    ▼関連記事はこちら
    【理想の転職へ】看護師の自己PR例文17選!履歴書の書き方・面接での伝え方

    ④本人希望記入欄

    基本的には「貴院の規定に従います」と書けば問題ありません。配属先や雇用形態など、何か希望を伝える必要がある場合のみ記入します。

    ▼関連記事はこちら
    看護師の休みってどれくらい?希望の伝え方や休日が取りやすい職場を解説
    看護師の履歴書を提出する前のチェックポイントはこちらから

    看護師が履歴書を作成する際の5つのポイント

    看護師が履歴書を作成する際の5つのポイント

    好印象を与える履歴書を作成するには、注意点が多くあります。書き慣れないと大変ではありますが、これらのポイントを守ることで丁寧な印象を与えられるでしょう。

    履歴書の作成・提出に必要なものを一式そろえる

    履歴書の作成・提出に必要なもの
    ☑ 履歴書(予備含む)
    ☑ 黒のボールペン
    ☑ 証明写真
    ☑ 白封筒(A4サイズ)
    ☑ 送付状用の便箋

    履歴書は、書き損じた場合に備えて複数枚用意しておきましょう。他に、黒のボールペンと撮影から3カ月以内の証明写真などを準備します。

    ただし、摩擦で消えるペンは公的な書類に相応しくないため、使わないよう気を付けましょう。ボールペンの太さは、0.5〜0.7mmのものが読みやすいのでおすすめです。

    封筒は、履歴書を2つ折りで入れられるA4サイズ(角型2号)で白色のものを選びます。

    履歴書の封筒マナーはこちらから
    履歴書に添える送付状の書き方はこちらから

    履歴書は基本的に黒のボールペンで手書きする

    看護業界では、履歴書は黒のボールペンで手書きするのが基本です。ビジネスでパソコンを使用する機会が多い職種ではパソコン作成が基本になりつつありますが、対人の仕事がメインの職種では手書きが好まれることが多いです。字のきれいさや丁寧さ、誤字脱字の有無から、人柄を判断することができることがその要因と考えられます。

    ただし、応募先からパソコンで履歴書を作成するように指示があった場合は、指示に従いパソコンで作成しましょう。

    履歴書になるべく空白を作らない

    履歴書に空欄を作ってしまうと、「この応募者はやる気がない」とみなされてしまう可能性があります。また、すべての欄を埋めていても、文章が短すぎて空白が目立ってしまうとよい印象を与えません。空白を調整するには、まず履歴書に下書きをするのがおすすめです。

    修正テープや二重線で修正しない

    修正テープや二重線での修正は、手を抜いている印象を与えてしまいます。書き損じをしてしまったときは、必ず新しい用紙を使って書き直しましょう

    履歴書の使い回しをしない

    複数の転職先の選考がある場合でも、履歴書の使い回しはしないようにしましょう。各応募先に合わせ、特定の病院が求める専門的なスキルや経験を強調した履歴書を作成することで、より効果的に自分を売り込める利点があります。

    また、個別に作成することで、採用担当者に真剣な姿勢を示すことができるでしょう。新しく取得した資格や最新の経験を履歴書に反映させることで、応募先に対するアピールポイントを増やせます。

    ナースステップの看護師求人はこちら

    看護師の履歴書の提出方法・封筒の書き方

    細かいと思われる方もいるかもしれませんが、履歴書の提出方法や封筒の書き方にもルールがあります。以下に紹介するポイントを守ることで「しっかりしている人」と好印象を残せるでしょう。

    履歴書は指定された方法で提出する

    履歴書の提出方法は応募先の指定に従うことが重要です。郵送、メール、オンラインフォームなど、応募要項に従って適切な方法を選ぶ必要があります。

    郵送で提出する場合は、指定された封筒や書類の形式に従い、メールで提出する場合は添付ファイルの形式や内容が間違っていないか注意しましょう。オンラインフォームで提出する場合は各項目を正確に入力し、内容を再度チェックしてから送信するようにします。

    履歴書を入れる封筒の書き方

    履歴書を入れる封筒の書き方

    【履歴書の封筒に書く内容】

    封筒の表側 右側:送付先の住所
    中央:宛名
    左下:「履歴書在中」(赤ペンまたはスタンプで記載)
    封筒の裏側 左下:自分の名前、住所
    中央:「〆」印

    履歴書を入れる封筒には、履歴書が入っていることがわかるようにします。そのため、封筒の表面の左下には、赤ペンで「履歴書在中」と書くか「履歴書在中」のスタンプを押しましょう

    裏面には、左下に自分の名前と住所を書きます。なお、履歴書を直接持っていく場合は宛先を書く必要はありません

    必要な書類をすべて入れたら、しっかりとのり付けして「〆」印を書きましょう。

    履歴書の封筒への入れ方

    履歴書を封筒に入れる際は、クリアファイルに挟んでから入れます。A4サイズの無色透明のものが望ましく、新品のクリアファイルを選ぶと清潔感のある印象を持ってもらえます。

    書類の順番も大切です。職務経歴書や他に指定された書類をまとめて入れる場合は、上から「送付状→履歴書→職務経歴書→その他の書類」の順に重ねてクリアファイルに挟みましょう。

    看護師の履歴書に添える「送付状」の書き方

    送付状とは、「誰が・何のために・どんな書類を送ったか」を、相手に簡潔に伝える書類です。応募先からの印象を左右することもあるので、履歴書を郵送で送る看護師の方は、送付状の書き方もマスターしておきましょう。

    送付状の書き方のポイント

  • 始まりは「拝啓」、結びに「敬具」を記載する
  • 時候の挨拶、送付状の目的、同封書類の名称を記載する
  • 末尾に日付、自分の名前を書く
  • 送付状は、応募先の担当者が最初に目を通す書類。送付状には、「宛名」「挨拶」「本文」「結び」の4つの要素を含めるのがマナーです。

    A4サイズの白い用紙に黒のボールペンで手書きするのが一般的で、内容は簡潔にまとめることが求められます。誤字脱字があるとマイナスポイントになってしまうので、発送前に読み返して確認することが大切です。

    【送付状の例文】

    20○○年〇月〇日

    医療法人○○会 ○○病院
    総務部人事課
    ○○様(または採用ご担当者様)

    〒○○○-○○○○
    東京都○○区○丁目〇番〇号
    TEL:○○○-○○○○-○○○○
    mail:○○○〇@○○○〇
    ○○ ○〇(氏名)

    応募書類の送付について

    拝啓 ○○の候 貴院におかれましてはますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
    私は○○ ○○と申します。
    この度、○○に掲載されている求人情報を拝見し、看護師として応募したく以下の書類を送付させていただきました。
    前職の○○で身につけた技術を活かし貴院のさらなる発展に貢献したいと考えております。

    ・履歴書
    ・職務経歴書

    ご確認のうえ、ぜひとも面接の機会をいただけますと幸いでございます。
    ご多忙のところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

    敬具

    看護師の履歴書を提出する前のチェックポイント

  • 誤字脱字はないか
  • 正しい表現で記載できているか
  • 書き忘れた項目はないか
  • 余白が多すぎないか
  • 履歴書にしわや汚れはないか
  • 読みやすく簡潔にまとめられているか
  • 履歴書を書き終えたら、必ず見直しを行いましょう。書いてから数日置いて読み直したり、音読しながらチェックしたりすると、思わぬミスや違和感に気づくことがあります。とくに注意が必要なのは、「ら」抜き言葉や略語で記載していないか、という点です。

    また、書き忘れや余白が多すぎないか、履歴書が汚れていないかもよくチェックしましょう。文字の大きさや字の書き方など、全体的な読みやすさもしっかり確認することが大切です。

    看護師が転職を成功させるために

    看護師が転職を成功させるために
  • 面接では履歴書・職務経歴書とブレのない回答をする
  • 自分の強みやスキルを整理し、わかりやすく伝えられるようにする
  • 応募先が求める人材を深掘りし、即戦力になれるアピールをする
  • 面接では、履歴書や職務経歴書に記載した内容をもとに受け答えをするため、履歴書に書いてある内容と面接で話す内容でブレがないように注意しましょう。

    履歴書に記載した職務経験やスキルについて、具体的なエピソードを交えて説明することで説得力が増します。自分にはどんな強みがあり、それをどう業務に活かせるか、整理しておくとスムーズに話せるようになるでしょう。

    また、応募先は「即戦力」になれる人材を求めていることがほとんどです。その職場に求められる人材を考え、「自分がどのように役立つか」をアピールすることが内定を勝ち取るうえで大切です。

    ▼関連記事はこちら
    看護師の面接で多い質問&回答例-受け答えのポイントや事前準備について

    ナースステップの看護師求人はこちら

    ナースステップコンサルタントに聞いた!看護師の履歴書に関するアドバイス

    ナースステップには経験豊富なコンサルタントが在籍しています。さまざまな転職活動に対応した経験から、看護師の履歴書に関する注意点や成功の秘訣を聞いてみました。

    看護師の履歴書の中で採用担当者が注目するポイントは?

  • 自院・自施設を選んだ個別具体的な志望動機を持っているか
  • 即戦力として活躍してくれるか
  • 経験やスキルが求める人物像とマッチしているか
  • 早期退職の可能性が低そうか
  • 自院の雰囲気に合っているか
  • 採用担当者が注目するのは「志望動機」が一番で、とくに「なぜ自院・自施設を選んだのか」ということ。

    たとえば健診クリニックを志望する場合、「予防医療に携わりたいから」といった志望動機では、採用担当者に「他のクリニックでもよいのでは」と思わせてしまいます。採用する側としては残念なものです。

    また、「教育体制が整っていて、学べる環境だと思ったから」など、自分起点の志望動機も書いてしまいがちな内容。入職後に「どう活躍できるのか」「どのように貢献したいのか」が伝わらないため、あくまでも「志望先や患者さま」を理由の軸に選ぶことが大切です。

    さらに、文章量が少なすぎる場合は採用担当者に熱意が伝わらないため、見栄えの面からも最低3行くらいは書くようにしましょう。

    看護師の履歴書作成でありがちなミス&改善のポイントは?

  • 証明写真として適切な写真を使う
  • 日付は「履歴書の提出日」を記載する
  • 数字の半角と全角、文字の大きさを統一する (PC作成の場合)
  • 本人希望記載欄は「貴院規定に準じます」と記載する

  • ありがちなミス 改善のポイント
    証明写真のミス
    ・自室で撮影し背景にものが写り込む
    ・携帯アプリを使用し、頭が見切れる、顔が小さく写りすぎる
    ・服装がカジュアルすぎる など
    証明写真として適切なものを用意する
    日付に作成日を記載してしまう 履歴書の提出日を書く
    数字の全角・半角、フォント、文字のサイズがバラバラ
    (PC作成の場合)
    全角・半角、文字サイズを統一する
    本人希望欄に「なし」と書いてしまう 「貴院規定に準じます」と記載する

    履歴書に添付する写真は第一印象を左右します。自分の部屋で撮っているものなどは背景が写りこみ、証明写真としてふさわしくありません。また、自分の携帯などでアプリを用いて撮影した写真も頭が見切れていたり、カメラから遠すぎて顔が小さくなってしまったりしていることがあります。写真の服装がカジュアルすぎるのも履歴書にはふさわしくありません。

    本人希望記載欄は「なし」と記載している人も多いですが、希望がない場合は「貴院規定に準じます」と記載します。日付の書き方やPC作成する際の文字の統一にも気をつけましょう。

    看護師が履歴書を作成するとき、とくに何に注意するといい?

  • 伝えたいことが多いあまり、まとまりのない文章にならないようにする
  • ひとつの文章が長すぎたり、意味が取りづらくなったりしないよう気をつける
  • 履歴書で多くみられる、まとまりのない文章になっているケースです。まずは文章構成を作成してから書くことをおすすめします。

    たとえば志望動機の場合、①おおまかな業態の志望理由(なぜその施設なのか、なぜその健診クリニックなのかなど)、②志望している就業先の個別具体的な志望理由、③自身の活かせる経験、を箇条書きでもよいので書き出してから文章につなげてみるとよいでしょう。

    また、ひとつの文章が長すぎたり、意味が取りづらくなったりしてしまわないように、書いた文章は声に出して読んでみるとよいです。

    ナースステップは
    「なぜ転職するのか」の理由を
    明確にするところから一緒に考えます。

    看護師の転職に悩んだら
    まずはナースステップにご相談ください!

    無料60 秒で完了!
    ナースステップに登録する▶

    看護師の履歴書や転職に関するQ&A

    看護師の履歴書や転職に関して、よく寄せられる質問をまとめてみました。これから転職活動をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

    Q.看護師の転職・採用でも履歴書は重要視される?

    A.面接前に第一印象を左右する書類として重要です

    看護師の転職や採用において、履歴書は応募者の基本情報や職歴、資格、志望動機などを一目で確認できる書類として非常に大切なものです。

    看護師の採用では書類選考が重視されないことも多いですが、履歴書も大切な判断材料のひとつ。第一印象を左右するため、正確かつ詳細な情報を提供すると採用担当者によい印象を与え、面接の際にも役立つでしょう。

    Q.履歴書はどこで買えばいい?

    A.文具店、大型スーパー、コンビニエンスストア、100円ショップ、ネット通販などいろいろな場所で購入できます

    履歴書は文具店や大型スーパー、コンビニエンスストアなどで購入できます。また、インターネット通販を利用すれば自宅にいながら履歴書を手軽に入手可能です。

    市販の履歴書には、中途採用者向け、新卒向け、パート・アルバイト向けなど、いくつか様式があるため、自分に合ったものを選びましょう

    ナースステップでは、以下のリンクから看護師用の履歴書フォーマットをダウンロードできますのでチェックしてみてください。

    Q.パソコンで履歴書を書くのはマナー違反?

    A.パソコンで作成した履歴書を提出するのはマナー違反ではありませんが、看護師の場合は手書きが好まれることが多いです

    パソコンで履歴書を書くことはマナー違反ではありません。ただし、看護業界では手書きの履歴書が丁寧な印象を与えるため、好まれることが多いです。

    もし、メールでの提出やフォーマットへの入力など、転職先から提出方法の指定がある場合は、それに従いましょう

    Q.趣味・特技欄には何を書けばいい?

    A.本当に自分が好きな趣味や特技の中から、アピールできるものを書くようにしましょう。面接時の話題になりそうなものもよいです

    趣味・特技欄には、人柄や個性をアピールできる内容を記載することが望ましいです。趣味の具体的な例としては読書や音楽鑑賞、スポーツ、料理など、特技には語学力やパソコンスキル、コミュニケーション能力などが挙げられます。

    合否に直接関係しませんが、採用担当者に自分の人間性や興味・関心を伝える手助けとなり、面接時の話題作りにも役立つので積極的に記載するとよいでしょう。

    ナースステップの看護師求人はこちら

    履歴書の書き方マナーを押さえて看護師の転職を成功させよう

    看護師さんの転職では書類選考よりも面接を重視している方が多いですが、その分、履歴書がしっかり書けているだけで、一歩リードできるといえます。正しいマナーと書き方のポイントを押さえて、好印象を残しましょう。

    ナースステップには、看護師さんのためのお役立ち情報が満載。転職のための情報も充実しているので、医療業界で転職を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

    ナースステップは
    「なぜ転職するのか」の理由を
    明確にするところから一緒に考えます。

    看護師の転職に悩んだら
    まずはナースステップにご相談ください!

    無料60 秒で完了!
    ナースステップに登録する▶

    ▼関連記事はこちら
    【転職が多い看護師】職務経歴書の書き方&例文!スキル・経験を伝えるコツ

    あわせて読まれている記事