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看護師の平均転職回数は?多いと採用に悪影響?転職が多くても成功を目指すコツを解説!

記事掲載日:2024/11/15

看護師の平均転職回数は?多いと採用に悪影響?転職が多くても成功を目指すコツを解説!

一般的に、転職回数が多いとマイナスイメージを持たれやすいもの。看護師は転職経験者が多い印象もありますが、実際はどうなのでしょうか。今回は、看護師の転職回数の平均と、転職回数が多くても希望の転職を叶えるためのコツをご紹介。転職回数が多くて不安な方はぜひ参考にしてみてください。

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転職回数の平均はどれくらい?【年代別で比較】

年齢階級 1回 2回 3回 4回 5回 6回以上
20〜24歳 69.7% 16.9% 9.9% 1.2% - 1.2%
25〜29歳 49.3% 23.9% 17.8% 5.9% 2.0% 1.0%
30〜34歳 27.1% 24.9% 23.6% 14.8% 3.5% 5.7%
35〜39歳 14.6% 22.2% 25.0% 17.5% 8.3% 12.2%
40〜44歳 14.9% 12.9% 20.0% 15.4% 11.5% 25.1%
45〜49歳 13.9% 14.1% 22.6% 17.1% 11.7% 20.6%
50〜54歳 14.1% 18.3% 17.5% 14.1% 11.4% 24.6%
55〜59歳 17.9% 14.6% 17.6% 14.9% 11.6% 22.9%

参考:e-stat厚生労働省「雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表 個人調査

厚生労働省が転職者を対象に行った調査によると、年代ごとの転職経験者の転職回数は上記の表のとおりです。

【20代】転職回数の平均

年齢階級 1回 2回 3回 4回 5回 6回以上
20〜24歳 69.7% 16.9% 9.9% 1.2% - 1.2%
25〜29歳 49.3% 23.9% 17.8% 5.9% 2.0% 1.0%

20代前半までで約7割、20代後半では5割ほどの人が、1回は転職を経験しているという結果でした。20代前半の転職者における転職回数は、9割近くの人が1~2回にとどまっています。しかし、25歳以降の20代後半では、年齢を重ねるにつれて転職回数が増加しています

ただ、20代はまだ年齢が若いこともあり、30代以降の年代と比べて転職回数は少なめの傾向です。

【30代】転職回数の平均

年齢階級 1回 2回 3回 4回 5回 6回以上
30〜34歳 27.1% 24.9% 23.6% 14.8% 3.5% 5.7%
35〜39歳 14.6% 22.2% 25.0% 17.5% 8.3% 12.2%

30代は20代に比べて、複数回の転職をした経験がある人の割合が高くなってきます。30代前半の層は、転職回数1〜3回の人が多い傾向があり、20代の調査結果ほど大幅な差はありません。

しかし、30代後半では、3回の転職を経験した人の割合が他の年代に比べてもっとも高く、4人に1人は3回の転職を経験している計算です。

【40代】転職回数の平均

年齢階級 1回 2回 3回 4回 5回 6回以上
40〜44歳 14.9% 12.9% 20.0% 15.4% 11.5% 25.1%
45〜49歳 13.9% 14.1% 22.6% 17.1% 11.7% 20.6%

40代の転職経験者は、20代、30代に比べてさらに転職回数が多くなっていることがわかります。40代前半では、転職を6回以上経験したと回答した人の割合がもっとも高いです。

40代後半についても、「5回」「6回以上」と回答した人の合計は、30代に比べて多い結果でした。

【50代】転職回数の平均

年齢階級 1回 2回 3回 4回 5回 6回以上
50〜54歳 14.1% 18.3% 17.5% 14.1% 11.4% 24.6%
55〜59歳 17.9% 14.6% 17.6% 14.9% 11.6% 22.9%

50代は前半・後半ともに転職回数6回以上の割合が高くなっています。年齢を重ねるにつれて、ライフスタイルの変化なども影響するため、20〜40代に比べると転職回数が多い傾向があると考えられます。

看護師の平均転職回数はどれくらい?

【年代別の転職経験の有無について】

年齢 転職経験なしの割合 転職経験ありの割合
20〜29歳 81.6% 18.4%
30〜39歳 53.5% 46.5%
40〜49歳 38.4% 61.6%
50〜59歳 32.7% 67.3%
60歳以上 31.7% 68.3%
合計 49.5% 50.5%

参考:日本看護協会「2021年 看護職員実態調査」統計表21

【転職経験者のうち、今までに所属した勤務先数について】

年齢 1〜2カ所 3〜4カ所 5〜6カ所 7カ所以上 平均職場数
20〜29歳 82.0% 17.0% 1.0% - 1.8カ所
30〜39歳 63.5% 32.1% 3.6% 0.7% 2.3カ所
40〜49歳 47.2% 37.9% 11.1% 3.8% 3.0カ所
50〜59歳 37.5% 37.6% 17.4% 7.5% 3.6カ所
60歳以上 43.3% 34.0% 14.9% 7.7% 3.8カ所
合計 50.3% 34.7% 10.9% 4.2% 3.0カ所

参考:日本看護協会「2021年 看護職員実態調査」統計表22

日本看護協会の「2021年 看護職員実態調査」によると、50.5%の看護師が転職経験ありと回答しています。転職経験のある看護師のうち、「これまでに所属した勤務先数」の質問に「1~2カ所」と回答した人が50.3%、ついで「3~4カ所」と回答した人が34.7%という結果に。

また、平均経験施設数は3.0 カ所でした。年代別の調査結果で詳しく見てみると、全体の結果と同じく、年齢が上がるにつれて転職回数と所属した職場数が増える傾向があるでしょう。

なお、看護師に多い転職の理由としては、体力的な悩みやライフイベントの変化、キャリアアップ、職場の人間関係の悩みなどが多く挙げられます。

【看護師に多い転職理由】

  • 結婚、妊娠、出産、育児、介護などのライフイベントに対応するため
  • 同僚看護師とのトラブルなど人間関係の悩みがあるため
  • 自分のやりたい仕事や経験を積みたいなど、キャリアアップのため
  • 体力的・精神的にきつい職場についていけないため
  • 「転職回数が多い」と思われる目安は?

    20代 5社
    30代 7社
    40代 8社
    50代以上 10社

    「転職回数が多い」と思われる一般的な目安は、年代によって異なります。20代では5社を超えると転職回数が多いと思われる傾向が見られるでしょう。

    ライフイベントの多い30代では、結婚やパートナーの転勤に伴う引っ越し、妊娠・出産に伴う事情で転職回数が増加する傾向にありますが、7社ほどから転職が多い印象を持たれやすい傾向です。40代では8社、50代以降では10社を超えると転職回数が多いと思われる傾向が見られます。

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    転職回数が多いのは不利?看護師のキャリアに与える影響

    転職回数が多いのは不利?看護師のキャリアに与える影響

    一般的に転職回数が多いと不利といわれますが、業界によって実情は異なるものです。看護師の転職においてはどうなのでしょうか。

    【結論】転職回数が多い=転職に不利とは限らない

    看護師にとって、転職回数が多いことは必ずしも転職活動で不利にはたらくとは限りません。なぜなら、転職回数が多いことは経験が豊富であることを示す一面もあるからです。多くの職場を経験していて、あらゆる環境に適応する力や多様なスキルを身につけたことをアピールできるでしょう。

    転職回数が多い理由が明確で、キャリアアップやスキルの向上を目指した転職をしている看護師であることが伝われば、選考でプラスに働く可能性もあります。

    【転職回数が多いことで持たれやすいイメージ】

  • 採用してもすぐに辞めてしまうのではないか
  • トラブルをおこすのではないか
  • スキルが身についていないのではないか
  • 業界・職種によって基準や考え方が違う

    転職回数が多いことに対する評価は、業界や職種によってさまざまです。たとえば、接客業などでは複数回転職を経験している人も比較的多い傾向があり、業界によってはあまり気にされないケースもあります。

    看護師業界の場合では年齢にもよるものの、「2回程度が基準」という傾向も見られます。2回を極端に超えている場合、職場によっては採用担当者から「転職回数が多い」と感じられる場合もあるでしょう。

    看護師は「転職理由」や「経験年数」が重視されやすい

    実際のところ、看護師の転職においては転職回数そのものよりも「転職理由」や「経験年数」が重視されます。「なぜ転職を考えたか」「看護師としてどのくらい経験があり、どんなスキル・技術を身につけているのか」などが、とくに採用側が知りたい情報です。

    そのため、転職理由がネガティブなものばかりであったり、看護師としての経験年数が短すぎたりすると、理想の転職が難しくなる可能性があります。志望動機や職務経歴書は事前に入念な準備をしておきましょう。

    転職回数が多くても採用につながる看護師の特徴

    採用される人の特徴 採用されにくい人の特徴
    ・人柄がよい
    ・転職理由がポジティブである
    ・スキルが身についている
    ・1つの職場に3年程度の勤務経験がある
    ・転職理由がネガティブである
    ・基本のスキルが身についていない
    ・短期間での離職を繰り返している

    転職回数が多くても、すべてが不利に働くわけではありません。希望の転職を叶えられている人もいます。以下に転職回数が多くても採用される人の特徴を紹介します。

    転職回数が多くても採用される人の特徴

  • 人柄がよい
  • 転職理由がポジティブである
  • スキルが身についている
  • 1つの職場に3年程度の勤務経験がある
  • 転職回数が多い看護師でも、採用される人とされない人には明確な違いがあります。自身のスキルや経験をしっかりとアピールできる人は、転職回数を味方につけて採用されやすいです。

    また、転職理由や将来のキャリアプランが明確であり、自分が即戦力であることを強調できる人などは採用側に好印象を持たれる傾向にあります。

    転職回数が多く、採用されにくい人の特徴

  • 転職理由がネガティブである
  • スキルが身についていない
  • 短期間での離職を繰り返している
  • 同じ転職回数の看護師であっても、採用されない人もいます。とくに、転職理由が曖昧な人や前の職場に対する不満を強調しすぎる人は、採用担当者にマイナス印象を与えやすいです。

    また、転職回数が多い理由をうまく説明できない人も、「やる気がない印象」を持たれやすく、転職回数の多さが不利に働いてしまう可能性があります。

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    転職回数が多い看護師が転職するときの心がまえ

    転職回数が多い看護師が転職するときの心がまえ

    転職回数が多い看護師にとって、希望の転職を叶えるのは簡単ではありません。以下に、転職回数が多い看護師が転職活動をするにあたり、必要な心構えを紹介します。

    転職回数・経歴について嘘をつかない

    大前提として、転職回数が多くても経歴に嘘をついてはいけません。履歴書や職務経歴書、面接において、転職回数が多いことを隠すのではなく、正直に伝えることが大切です。

    これまでの経歴を隠すことなく正直に記載し、転職の理由やその背景をポジティブに説明することで、信頼を得られるでしょう。

    スキルや経験を整理してアピール要素を絞る

    身につけたスキルや経験をしっかりと棚卸し・振り返りしてアピール要素を絞り、職務経歴書や面接で効果的に伝えることが大切です。

    看護師として身につけたスキルや培ってきた経験は、転職回数が多いほど整理して伝えることが難しいでしょう。しかし、アピール要素が曖昧なままだと、転職先で「活躍できる人材」であることをうまく伝えられません。

    言い換えると、「転職回数が多い=経験豊富である」という意味でもあります。自分の強みを明確にするよう心がけましょう。

    転職の軸をかためて慎重に職場を選ぶ

    転職に際しては、「これだけは絶対に譲れない条件」である「転職の軸」を明確に持っておくことが大切です。今までの職場を離れた理由や何が不満であったか、どんな点が自分に合わなかったかなど、転職したきっかけ・理由を洗い出して考えてみましょう。

    自分が職場に求める条件をしっかり整理して優先順位をつけ、「自分に合う職場」を慎重に見極めるようにします。

    明確なキャリアプランを立てる

    転職を成功させるためには、明確なキャリアプランを立てることが不可欠です。自分がどのような看護師になりたいのか、将来的な目標を明確にすることで、転職活動の方向性がより定まります

    採用担当者を納得させられる熱意あるアピールをするためにも、キャリアプランを明確にすることは必須です。

    転職回数が多い看護師が転職を叶える3つのコツ【応募書類編】

    転職回数が多い看護師が希望の転職を叶えるには、応募書類においても上記のようなコツが必要です。以下で詳しく見ていきましょう。

    転職回数が多い=経験豊富であるとアピールする

    転職回数の多さはマイナスにとらえられがちですが、むしろ「豊富な経験を持っている証拠」としてアピールするようにしましょう。転職回数を強みにするために、多くの職場で得たスキルや知識を強調し、新しい職場でどう役立つかを具体的に示すことが肝心です。

    たとえば、病院とクリニックの経験がある場合、医療機関の特性も患者さまの層も異なるため、看護師に必要とされるスキルも違いがあります。各医療機関での経験を通じて得た多様なスキルや、さまざまな患者さまへの対応経験を具体的に記載することで、市場価値を高めることにつながるでしょう。

    職務経歴書はなるべく2枚以内にまとめる

    転職回数が多いと職務経歴書が長くなって困る、という方もいるのではないでしょうか。職務経歴書は、採用担当者が短時間で求職者の経歴を把握するためのものです。転職回数が多いために説明が長すぎると、読むのが大変になってしまいます。

    可能な限り2枚以内に収まるようにし、わかりやすいまとめ方にするよう心がけましょう。

    業務内容ごとに整理して簡潔に記載する

    職務経歴書の書き方には、編年体形式や逆編年体形式などいくつか種類があります。なかでも転職が多い看護師の職務経歴書には、業務内容ごとにまとめる「キャリア形式」の書き方がおすすめです。

    さまざまな診療科や医療機関で経験がある場合、各職場での業務内容を整理して簡潔に記載すると内容を伝えやすくなります

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    転職回数が多い看護師が転職を叶える5つのコツ【面接編】

    転職回数が多い看護師が転職を叶える5つのコツ【面接編】

    さらに、面接においても5つのコツが重要になります。以下で紹介するテクニックを押さえてしっかりアピールしましょう。

    転職理由は「ポジティブ」に言い換える

    面接で転職理由を聞かれたら、ネガティブな理由をポジティブ表現に言い換えて伝えるようにしましょう。とくに待遇面や人間関係など、マイナスな印象を持たれるような理由の場合、なるべく直接的な言い方は避けるように配慮します。

    ただし、ポジティブな表現を心がけるあまり、嘘をつくことがないようにしましょう

    【転職理由別】ポジティブな伝え方の例

    転職理由 ポジティブな伝え方の例
    人間関係の悩み 理想のチームケアを実践したい
    評価制度の悩み 継続的なキャリアアップを希望している
    待遇への不満 患者さま一人ひとりとじっくり向き合いたい
    やりがいを感じながら働きたい
    健康上の問題 仕事とプライベートのバランスを取りながら長く働きたい
    職場環境の悩み ○○科でのキャリアを築きたい
    自身が成長できる環境に身を置きたい

    即戦力になれることをアピールする

    面接では、自分が即戦力として働けることを積極的にアピールしましょう。過去の勤務から得た経験やスキルを具体的に説明し、新しい職場でどのように貢献できるかを伝えるようにします。

    前職で培った具体的な経験や業務内容を交えて、実際に勤務したときのイメージがわくようにアピールするとよいでしょう。

    転職の目的やキャリアの一貫性をアピールする

    転職回数が多いと、「場当たり的な転職を繰り返しているのではないか」と思われることもあります。そのため、転職回数は多くてもキャリアが一貫していることをアピールするよう心がけましょう。

    転職を考えた理由について回答する際は、「看護師として〇〇の専門性を高めたくて転職を考えた」などと一貫した答え方をすることで、転職の目的が明確であることが伝わります。採用担当者からも信頼感を与えられるでしょう。

    転職回数を深掘りされたときの回答を用意する

    面接では転職回数が多いことについて深掘りされる場合があります。回答に詰まることがないように、事前に回答を用意しておきましょう。

    たとえば、「異なる環境で経験を積み、幅広い看護スキルを身につけられた」「キャリアアップを目指しての転職」など、前向きに捉えられるような理由・回答を用意しておくことが必要です。

    【転職回数を深掘りされた場合の回答の例】

  • 看護師として幅広いスキルを身につけたかった
  • キャリアアップを目指した結果、転職が増えた
  • どのような職場環境でも柔軟に対応し即戦力となれる対応力が付いた
  • キャリアプランや長く働き続けたい意志を伝える

    長期的なキャリアプランや長く働き続けたい意志を伝えるのもよい方法です。転職回数が多い看護師は、「早期退職」が懸念される可能性があります。

    「次の職場では長く働き続けたい」「将来こんなキャリアを描いている」などを伝えましょう。長期的な視点を持っている人材であることがアピールでき、信頼感を持ってもらいやすいでしょう。

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    看護師の転職面接で採用担当者は何を見ている?

    転職回数が多い場合、転職の面接でマイナス印象を持たれてしまうかも、と不安に思う方は多いでしょう。では実際に、面接の採用担当者はどのようなポイントを見ているのでしょうか。

    ナースステップの転職コンサルタントに行ったアンケート結果を踏まえて、採用担当者が見ているポイントをご紹介します。

    Q.採用担当者が主に見ているポイントは?

  • 看護師としての経験・スキル
  • 看護師としての職歴
  • 求職者の人柄・雰囲気
  • コミュニケーション能力
  • 協調性・チームワーク
  • 中途採用では即戦力が求められるため、看護師として問題なく業務を行える能力があるか、活躍してくれる人材であるかどうかが重視されます。「臨床経験3年以上」を応募条件にしている医療機関も多いです。

    加えて、看護師としての職歴も重要なポイント。過去の職場の入職・退職理由が明確であるか、退職理由が次の職場でも退職理由にならないか、理由に一貫性があるかどうかがチェックされます。

    また、患者さまや同僚から見た人当たりのよさや、入職後に周りと協力できるコミュニケーション能力や協調性を備えた人物であるかなど、求職者の人柄も重視されるポイントです。

    Q.看護師の採用において転職回数は影響する?

  • 「転職回数が年代の割に極端に多い」「短期離職が頻発している」などのケースでは、採用に影響を与える可能性がある。
  • 採用担当者は、看護師の転職回数もチェックしています。年齢の割にたくさん転職をしている、1つの職場で働いた期間が極端に短い、などの場合は採用に影響が出る可能性が高いです。転職回数が多い場合は、一貫性のある転職理由を伝えるなどの工夫が欠かせません。

    Q.転職回数がどのくらいあると採用への影響が大きい?

  • 20代で5回〜、30代で7回〜、40代で8回〜、50代以上で10回〜だと、採用に影響が大きい傾向がある。
  • 転職回数だけでなく、1つの事業所の「在職期間」も重要。
  • 20代で5回以上と転職回数が多い場合は、継続力のなさやスキル不足が懸念されやすいです。30〜40代は、結婚や出産、介護などライフステージの変化が多い年代ではあるものの、7〜8回以上転職をしていると、採用への影響が出やすいでしょう。

    また、看護師の転職面接では、転職回数だけでなく「在職期間」も重視されます。転職回数が「少ない」、1つの事業所での在職期間が「長い」人は即戦力を期待されやすいです。反対に、転職回数が「多い」、1つの事業所での在職期間が「短い」場合は、慎重に検討される可能性があります。

    多くの転職から得た学びを活かして理想の職場を見つけましょう!

    看護師にとって、「転職回数が多い」と捉えられてしまう回数にはある程度の目安があります。転職が多い看護師の場合は、転職理由や目的の伝え方を工夫して豊富な経験やスキルをアピールするとよいでしょう。自身が持っている強みをよく理解し、マイナスイメージをプラスのイメージに変えることで、理想的な転職を目指せます。

    ナースステップは看護師のためのお役立ち情報をたくさん掲載しています。転職を目指す看護師さん一人ひとりのお悩みに寄り添い、サポート。医療業界専任担当のコンサルタントが無料で支援するので、転職が初めての方でも安心してご利用いただけます。

    やりがいを感じながら看護師として働きたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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