保育園勤務の看護師を徹底解説!【仕事内容・給料・資格・転職を目指すポイント】
記事掲載日:2020/08/28
看護師の勤務先は多岐にわたりますが、その中でも保育園は人気が高く注目されています。保育園でも大切な役割を担う看護師ですが、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。本記事では、保育園での看護師の仕事内容や給料、資格について解説します。転職を目指す方向けに志望動機の例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 保育園勤務の看護師とは?
- 保育園で働く看護師の仕事内容
- 【スケジュール例】保育園で働く看護師の1日
- 保育園で働く看護師の平均給料事情
- 【資格・スキル】保育園で働く看護師に求められること
- 看護師が保育園で働くメリット4つ
- 看護師が保育園で働くデメリット4つ
- 保育園で働く看護師に向いている人・向いていない人の特徴
- 【志望動機・自己PR例文あり】保育園看護師へ転職を目指すには
- 保育園看護師を目指す際の転職面接のポイント
- 保育園で働く看護師に関するよくある質問
- 保育園看護師は子どもが好きな方にはやりがいのある職種です
保育園勤務の看護師とは?
保育園勤務の看護師の役割は、子どもの健康管理のみではありません。日常的に子どもたちの健康チェックや病気の対応を行い、その情報を保護者やスタッフと共有することで、安全な保育環境を実現します。
また、保育士の補助として、食事のサポートやおむつ交換、遊びのサポートなどの業務も必須です。さらに、地域の医療機関や相談所との連携を深め、子育ての支援や保護者からの相談対応も行うなど、その業務内容は多岐にわたります。
保育園における看護師の配置基準
※看護師のほか、保健師・准看護師も同様
保育園において、看護師の配置は法的には必須とされていませんが、厚生労働省は子どもたちの健康と安全を確保するために、看護師の配置を推奨しています。各保育所は、看護師を「保育士」として1名配置することが認められています。ただし、看護師が保育に関する一定の経験や知識を有していることが条件です。
また、保育園の基準として、乳児3人に対して保育士1名の配置が必要とされています。そのため、乳児が3人以下の保育所では、看護師が配置されていても、その他に専任の保育士を配置しなければなりません。
保育園勤務の看護師と医療機関勤務の看護師の違い
保育園勤務の看護師 | 医療機関勤務の看護師 | |
---|---|---|
基本的な対象 | 健康な子ども | 疾患等を持つ患者さま |
医療行為の有無 | ほとんどなし | あり |
勤務形態 | 規則的・日勤のみ | 不規則・夜勤あり |
看護師の人数 | 少ない | 多い |
医療機関では、看護師は患者さまを対象としており、医師の診断や治療に基づく医療行為のサポートが主な役割です。
一方、保育園での看護師の役割は、基本的に健康な子どもたちの健康管理やサポートが求められます。具体的な医療行為はほとんど求められず、子どもたちの日常的な健康チェックや、軽度なケガや体調不良時の対応が主な業務です。
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保育園で働く看護師の仕事内容
医療機関とは異なる、保育園で働く看護師は、どのような役割を担っているのでしょうか?大きな違いは疾患の治療ではなく、子どもたちの健康管理や病気の予防に重きを置く点です。主な仕事内容を3つ見ていきましょう。
子どもの健康管理全般
1つ目は子どもの健康管理全般です。園を利用している子どもたちが、健康に留意して生活を送れるようにサポートをします。
毎日園児の体調に気を配り、体調不良やケガをしたときには初期対応や医療機関・保護者への連絡などを行わなければなりません。健康診断や歯科検診の準備、医師とのやりとり、保護者への結果通知なども仕事の1つです。
またノロウィルスやインフルエンザ、食中毒などの感染症を予防するため、園内での保健指導や注意喚起なども行います。
スタッフの健康管理・保健指導
保育園に勤務する看護師の役割は、子どもたちだけでなく、保育士やその他のスタッフの健康管理も重要な業務の1つです。具体的には、保育士の定期的な健康診断の準備や、必要に応じての医療機関との連携、さらには日常の健康や疾患予防に関する保健指導などを行うことが求められます。
また、子どもや保護者に対する保健指導を実施する際には、事前の打ち合わせや相談も欠かせません。とくに、アレルギーを持つ子どもがいる場合、保育士や調理員に対して、情報の周知や注意喚起を徹底することが必要です。
保護者に対する保健指導・情報提供
子どもたちだけでなく、保護者や家庭との情報連携も保育園の看護師として非常に重要です。保健に関する最新情報やアドバイスを、「保健だより」やポスターといった形で定期的に提供することが求められます。
たとえば、季節に応じた感染症の予防方法や、対象年齢の予防接種のお知らせなど、家庭でのケアや注意点を伝えることで、子どもたちの健康を守るサポートを行います。
また、直接保護者との面談を通じて、子どもの健康状態やアレルギー情報などの個別の情報を共有し、よりタイムリーかつ的確なケアを提供するためのコミュニケーションも大切です。
保育園内の衛生管理
園内の衛生や安全に関する管理も、保育園に勤める看護師として重要な業務です。トイレや水道、保育室などの使用頻度が高い場所の衛生状態を日々確認し、必要に応じて清掃や消毒を行い、感染リスクを低減させることが求められます。
とくに、感染症が流行りやすい季節には、手洗いやうがいの徹底を促す啓発活動や、具体的な対策の実施を通じて、感染の蔓延を防ぐための取り組みを行います。さらに、子どもたちが安全に過ごせる環境を維持するため、園内の設備や遊具、教室の安全性を確認し、必要に応じて安全対策の実施も必要です。
保育の補助
保育園に勤めるにあたって、保育の補助も行います。前述したとおり、看護師は1名に限って保育士という扱いです。看護師業務の合間に食事の準備や園児の遊び相手、昼寝(午睡)の対応など、保育士のサポートもする必要があります。
勤務先によっては看護業務よりも保育業務の割合が多いこともあり、当初のイメージとは違っていたという人も少なくありません。就職・転職する際には、あらかじめ業務領域や内容について勤務先に確認をしておきましょう。
【スケジュール例】保育園で働く看護師の1日
8:00〜9:00 | 出勤・朝礼 |
---|---|
9:00〜11:30 | 保育補助 |
12:00 | 給食 |
13:00〜14:00 | 昼寝(午睡)・書類作成 |
15:00 | おやつ・事務作業 |
17:00 | 退勤 |
8時から9時にかけては、出勤をして朝の挨拶や情報共有のための朝礼が行われます。続いて、9時から11時30分までの間は保育補助の時間となり、子どもたちとの関わりを深める時間帯です。正午には給食の時間が設けられ、子どもたちの食事のサポートを行います。
その後は子どもたちの昼寝(午睡)時間を利用して、書類作成やデータ入力などの業務です。15時にはおやつの時間があり、その後は事務作業を行います。そして、17時に一日の業務が終了し退勤する、という流れが一般的なスケジュールです。
保育園で働く看護師の平均給料事情
常勤看護師の給与 | 非常勤看護師の給与 | |
---|---|---|
公立保育所 | 396,931円 | 208,389円 |
私立保育所 | 340,142円 | 248,833円 |
出典:こども家庭庁「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」
※給与は賞与込みの月額
次に、保育園で働く看護師の給料について見ていきましょう。
保育園勤務の看護師の月給や手当、賞与額などは、働く施設によって異なります。こども家庭庁が発表している「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」によると、常勤の場合、私立保育所に比べて公立保育所に勤める看護師の方が、給料が高い傾向がみられました。一方、非常勤の場合では、公立保育所よりも私立保育所に勤める看護師の方が給料が高い結果に。
また、保育園で働く看護師の給料は、保育園がある地域によっても差があります。地方は都市部に比べて、給料の相場がもう少し低くなる可能性があるでしょう。やはり病院勤務と比べると給与は低くなりますが、その分、夜勤がないなどのメリットも得られます。
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【資格・スキル】保育園で働く看護師に求められること
ここまで保育園で働く看護師の業務内容について紹介しました。では、実際どのような資格やスキルが求められるのでしょうか?
以下に、保育園で働く看護師に必要な資格やスキルについて解説します。
保育園で働く看護師に必要な資格
看護師資格以外に必須な資格はとくにありません。准看護師でも勤務可能ですが、園によっては正看護師のみを採用している場合があります。応募する際にチェックしましょう。
看護師が保育園で働く際に役立つスキル
保育園における看護師は業務の1つとして、保育の補助を行う必要があります。そのため、ピアノ演奏や工作、読み聞かせなどの保育スキルを持っていると非常に役立ちます。
また、子どもの健康管理は、小児医療分野の知識が不可欠であり、小児科での実務経験があると、知識や経験を活かして的確な判断や対応が可能になるでしょう。さらに、保育園には子どもだけでなく、保育士や保護者とも頻繁に接するため、コミュニケーション能力や子どもたちの小さな変化をキャッチする観察力も重要なスキルといえます。
看護師が保育園で働くメリット4つ
保育園で働くメリットはさまざまです。主なメリットを4つチェックしていきましょう。
カレンダー通りの休日で夜勤がない
カレンダー通りに休むことができ、さらに夜勤がありません。病院勤務の場合は土日祝日関係ないシフト勤務制で、夜勤もあります。
しかし保育園は基本的に日曜日と祝日は休園のため、カレンダー通りに休むことができます。土曜日出勤の場合は平日に振替休日があるのが通常です。夜勤もありませんので、ワークライフバランスが取れた生活を送れるでしょう。
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保育士対象の家賃補助を受けられる可能性がある
現在保育士の採用を促すため、「保育士宿舎借り上げ支援事業」があります。東京都の場合、8万2,000円/月までの家賃補助をしてくれる制度です。保育士としてカウントされた場合、看護師であっても家賃補助を受けられる可能性があります。
出典:子ども家庭庁「令和5年度 保育関連予算案の概要」
子育て経験を活かして働ける
子育てを経験した看護師が保育園で働く場合、その実体験は大きな強みです。自らが親としての経験をもつことで、子どもの気持ちや成長の過程、保護者の不安や期待などを深く理解できます。子育て経験は、子どもの健康や心のケアだけでなく、保護者や他のスタッフとの関わりの中で、大きな信頼を獲得する要素にもなるでしょう。
子どもと触れ合うことができる
やはり一番のメリットは、子どもと触れ合えることです。子どもとのコミュニケーションを取る機会が多くなるため、子ども好きにはたまりません。体調不良やケガの対応など責任の重い仕事ではあるものの、子どもの成長を感じられる楽しさは、保育園の看護師ならではです。
看護師が保育園で働くデメリット4つ
保育園で働く看護師にはメリットが多い一方、知っておくべきデメリットもあります。事前に把握しておきましょう。
病院勤務の看護師と比べて給料が低い
看護師の平均年収 | 公立保育所看護師の平均年収 | 私立保育所看護師の平均年収 |
---|---|---|
5,081,300円 | 4,763,172円 | 4,081,704円 |
出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
出典:こども家庭庁「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」
保育園に勤務する看護師の給料は、一般の病院やクリニックに勤める看護師と比較すると、やや低い傾向にあります。とくに「夜勤がない」ことが大きな要因です。多くの病院では、夜勤手当や深夜手当が支給されますが、保育園は基本的に日中の勤務であり、夜勤が発生しないため、その分給料が低くなりやすい傾向にあります。
看護師としてのスキルを活かしにくい
看護業務よりも保育業務が多くなる職場では、看護師としてのスキルを活かせる場面自体が少なくなります。またケガや体調不良の対応をすることになっても、軽症であることがほとんどです。
大きなケガや病気がないことは喜ばしいですが、看護師としての能力を十分に発揮できず、価値観によってはデメリットと感じるところでしょう。
看護師が1人の場合が多く、悩みを相談しづらい
看護師が1人の保育園が多いため、職種特有の悩みを相談しづらいことがあります。病院の場合は他に看護師がいるため、業務に関わる悩みを相談して互いに共有できます。
しかし多くの保育園では看護師は1人だけです。看護業務に関わる相談をしにくいと感じている方は少なくありません。たとえ職種は違っても子どもをサポートするメンバーとして、他のスタッフに関わっていくことが大切です。
保護者対応が難しい
保育園勤務の看護師が経験する保護者対応は、病院やクリニックでの業務とは大きく異なります。医療機関では、患者さまや家族との関わりが中心ですが、保育園では保護者とのコミュニケーションを頻繁にとる必要があります。それぞれの家庭の背景や価値観、子育ての考え方が異なるため、コミュニケーションが難しいと感じる場面も出てくることがあるでしょう。
保育園で働く看護師に向いている人・向いていない人の特徴
向いているのはこんな人 | 向いていないのはこんな人 |
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看護師として保育園で働く場合のメリットやデメリットを解説してきましたが、それをふまえて保育園で働く看護師に向いている人と向いていない人の特徴について紹介します。
保育園で働く看護師に向いている人
保育園で働く看護師は、子どもとの関わりが中心になるので、子どもが好きで、かつ子育ての経験がある方にはとくに向いているといえます。保育園での仕事は、医療行為よりも子どもの保育や健康管理が主な仕事です。
また、保育園内での看護師は、多くの場合が1人での業務となるため、自立した対応や判断が求められます。そのため、受け身で待つ姿勢ではなく、保育士や保護者に対して必要に応じて自ら積極的にコミュニケーションが取れる人も向いているでしょう。
保育園で働く看護師にあまり向いていない人
保育園での勤務は医療機関と比べて、医療行為の機会が限られています。そのため、疾患の診断や治療、急性の傷の処置などに積極的に携わりたいと考える看護師にとっては、やや物足りなさを感じる場面が多いかもしれません。
また、収入面に関しても、保育園勤務の看護師の給与は、医療機関での勤務に比べてやや低い傾向にあります。キャリアアップを積極的に目指す方や、高収入を求める方には、保育園勤務の看護師は向いていないといえるでしょう。
【志望動機・自己PR例文あり】保育園看護師へ転職を目指すには
ここでは、保育園看護師を目指したい方に転職のポイントをお伝えします。志望動機や自己PRの例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
看護師の知識や経験をアピールする
志望動機や自己PR文には、従来の看護師としての経験やスキルをいかに保育の現場で活かせるかを具体的に述べるとよいでしょう。
たとえば、小児科での勤務経験や小児医療に関する知識は、子どもの健康管理や症状の早期発見に役立つといった形でアピールできます。その際、実際の経験や学んだ知識を、どのように保育園での業務に活かせるのかを明確に伝えると、自身の適性や意欲を強く印象づけることができるでしょう。
保育関連のスキルをアピールする
看護師としての専門的な知識や技術はもちろんのこと、保育に関連するスキルも持っている場合は、その経験や能力を積極的にアピールしましょう。とくに、読み聞かせやピアノ演奏などの保育スキルを持つ看護師は、子どもたちだけでなく、他の職員からも非常に重宝される傾向があります。
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保育園看護師を目指す際の転職面接のポイント
志望動機・自己PRを考えたら、あわせて面接対策も行いましょう。保育園看護師を目指す際の転職面接のポイントを以下にご紹介します。
保育園看護師の役割・仕事内容をよく理解する
保育園で働く看護師としての役割や具体的な仕事内容は、求職者にとって正しく把握することが大前提です。業務の正しい理解は、面接の際に採用担当者が最も重視するポイントの1つといえます。
実際、多くの保育園では看護師の仕事内容や役割に微妙な違いがあることが一般的です。そのため、応募前には求人情報を詳細に確認し、目指す保育園での看護師としての役割や求められる業務内容をきちんと理解することが、面接での成功への鍵です。
聞かれる機会が多い質問をしっかり対策する
保育園看護師の転職面接では、とくに以下のような質問が聞かれることが多いです。
転職の際、前職の退職理由はもちろん、なぜ病院から保育園へという選択をしたのか、またその保育園を志望した背景などは、面接でとくに聞かれるポイントです。病院と保育園は異なる職場環境であり、それぞれの場所での役割や求められるスキルが異なるため、「なぜ保育園なのか」という疑問に対して、説得力のある答えを持っていることは重要です。
基本スーツを着用し清潔感ある身だしなみで臨む
転職の際、面接や初日の印象は非常に重要です。とくに、転職先から明確な指定があった場合の服装や身だしなみに関しては、そのルールを厳守しましょう。
指定がとくにない場合でも、面接時には基本的にスーツを選び、真摯な姿勢を示すことが望ましいです。また、メイクや髪型についても、派手すぎず清潔感を意識して、身なりを整えましょう。
明るくハキハキとした声と受け答えを意識する
保育園看護師の採用担当者は、知識や経験以外に、笑顔や話し方、ハキハキとした受け答えに重点を置いて評価することが多いです。面接では、明るく笑顔を絶やさず、自分の意志をしっかりとハキハキと伝えましょう。
適切な人材と感じてもらうためには、面接時の受け答えの姿勢や態度にとくに注意を払うことが必要です。
保育園で働く看護師に関するよくある質問
ここまで、保育園看護師の業務内容や、メリット・デメリットなどを説明しましたが、他にも気になる点があるかと思います。以下に、保育園で働く看護師に関するよくある質問について、その回答とともに紹介します。
Q.保育園勤務の看護師の仕事は大変?
保育園勤務の看護師の仕事は、子どもたちの健康管理や病気の対応だけでなく、保護者とのコミュニケーションや保育士との連携も求められます。また、突発的なトラブルやアクシデントにも迅速に対応しなければならないため、責任感が強く求められる職種です。
一方で、子どもたちの成長を間近で見る喜びや、保護者からの感謝の言葉など、やりがいも非常に大きい仕事といえます。大変さはありますが、それ以上に得られるものが多いと感じる看護師も多いです。
Q. パートやアルバイトでも保育園で看護師として働ける?
多くの保育園では、フルタイム勤務だけでなく、パートやアルバイトの形態で看護師としての勤務を受け入れています。とくに、昼間のみの勤務や短時間勤務を希望する方には適しています。
ただし、求人によっては一定の勤務時間や日数が求められることもあるため、具体的な勤務条件や求められる役割については、保育園や募集要項を確認することが大切です。
Q. 小児科経験なしでも保育園で看護師として働ける?
保育園での看護師の仕事は、小児科の知識や経験が有利に働く場面も多いですが、それが必須とは限りません。看護師としての基本的なスキルや資格を持っている方であれば、歓迎している保育園も多いです。
経験がなくても学ぶ意欲や子どもたちとの関わりへの情熱があれば、小児科経験がない方でも十分に活躍することが可能です。
Q. 新卒や未経験OKの保育園看護師求人はある?
現在の求人市場では、新卒や未経験者を受け入れる保育園も増えています。保育園での看護師の役割は多岐にわたるため、経験よりも学ぶ意欲や子どもへの思いやりが重視されることが多い傾向です。そのため、新卒や未経験の方でも採用のチャンスは十分にあります。
Q. 保育園勤務の看護師求人を探すコツは?
保育園での看護師求人を探す際は、一般的な求人情報サイトだけでなく、専門的な看護師向け求人サイトや地域の保育協会などを利用することが有効です。
また、直接保育園や関連施設に問い合わせてみるのもおすすめです。求人内容だけでなく、実際の業務内容や職場の雰囲気、研修体制など、実際に働く際に大切なポイントを事前に把握するとよいでしょう。
保育園看護師は子どもが好きな方にはやりがいのある職種です
本記事では保育園看護師について徹底的に解説しました。とくに子どもが好きな方にとっては、保育園で働く看護師は非常に魅力的でしょう。またピアノや工作、子育て経験など看護師の仕事以外の自分の特性を活かせる可能性もあります。
一方で、給与面などのデメリットも理解しておく必要があります。また、実際に転職する際は、面接のポイントや服装、そして具体的な仕事内容を理解し、それを基に自己PRや志望動機をしっかりと準備することが大切です。
「ナースステップ」では、看護師の皆さまに役立つ情報を日々提供しています。転職希望者のキャリアの悩みや疑問に寄り添い、医療業界専任のコンサルタントが転職のサポートを無料で行っています。より大きなやりがいを求めている方、一人での悩み解決に限界を感じている方は、ぜひナースステップまでお気軽にご相談ください。