看護師さんにおすすめ！自宅でできる仕事5つをご紹介

医療の専門職ということもあり、ほかの職種と比べて給与は高めの看護師。とはいうものの、シフト制や神経を使うハードな仕事のわりには、給与が上がりにくいと感じている人も少なくありません。

もっと収入をアップさせたいと思っている人におすすめなのが、自宅でできる仕事です。看護師の資格や経験を生かせる仕事もありますよ。今回は、看護師が自宅でできる仕事を、全部で5つご紹介します。

• 看護師が自宅で仕事をはじめる前に
• 看護師が自宅でできる仕事5つをご紹介
• 看護師が自宅で仕事をする際の注意点

看護師が自宅で仕事をはじめる前に

自宅で仕事をはじめる前に、確認すべきものや準備しておいた方がいいものがあります。しっかりチェックしておきましょう！

副業をしてもいいか確認する

まずは、副業をしてもいいか、勤務先に確認することです。すでに病院やクリニック、介護施設などで働いている看護師が自宅で仕事をする場合、副業にあたります。勤務先の就業規則を読み、副業が禁止されていないかどうかを確認しましょう。

副業が禁止されているにも関わらず在宅ワークを行うと、何かしらの処分が下される可能性があります。なお、公立・国立病院に勤務する看護師は公務員にあたるため、副業禁止です。

ネット環境やパソコンを用意する

自宅でできる仕事のほとんどは、パソコンを使うものです。インターネット環境とパソコンがなければ、在宅ワークを行うことができません。まずはネット環境とパソコンを準備しましょう。

看護師が自宅でできる仕事5つをご紹介

看護師が自宅でできる仕事は、クラウドソーシングで受注するのが一般的です。

クラウドソーシングとは、ネットを介して、不特定多数の人にさまざまな仕事を発注する仕組みのことです。専門のサイトに登録をして、仕事を受注することができます。

webライティング

仕事内容：ネット用のさまざまな記事を執筆して納品する
収入の相場：文字単価は1文字0.5円～3円など、案件によって異なる

webライティングは、看護師の知識やスキルを生かせる、数少ない在宅ワークです。クライアントから記事にしてほしいテーマや記事構成を受け取り、ネットや書籍などを参考にしながら記事を書いていきます。

医療や美容、医療脱毛に関するテーマも多いため、看護師のスキルを生かすことができるでしょう。

基本的な文章の書き方と、SEO（検索エンジンで上位に表示するための方法）を勉強すれば、初心者からでもはじめやすい仕事です。調べるのが好きな人、文章を書くのが好きな人に向いています。

テープ起こし（文字起こし）

仕事内容：講演会や会議で録音したものを文章に起こす
収入の相場：1分50円～100円ほど

テープ起こしは、ICレコーダーやパソコンのデータとなっている音声を聞いて、文字にしていきます。「えーっと」「つまりですね」など、文字に起こす際に不要な言葉を省いたり、読みやすい場所で適切に句読点を用いたりすることが大切です。

音声を正確に聞き取る力と、聞きながらテンポよくタイプできる力が求められます。

データ入力

仕事内容：紙に書かれた伝票やリストをデータに入力する
収入の相場：1文字0.1円～1円が相場

データ入力は、企業の伝票や資料、リストなどの紙に書かれたものをデータ化させる仕事です。基本的なタイピング能力さえあれば、誰でもはじめられるのは魅力ですね。

ただし、文字単価は高くないため、数をこなさなければ一定の収入にはなりません。ひたすらタイピングをするので、単調な作業が好きな人に向いているといえるでしょう。

コールセンターオペレーター

仕事内容：通販の受付や商品の操作案内などのカスタマー対応を電話で行う
収入の相場：時給1,000円～2,000円など

最近では一般的なコールセンターで行っている業務を、在宅で行えるようになってきました。カスタマーから来た電話に応答し、商品説明や各種対応を行います。

電話対応をするため、雑音が入らず、会話に集中できるような環境が大切です。人と話をすることが好きな人に向いています。

アフィリエイトサイトの運営

仕事内容：ブログを執筆して各種商品を紹介する。
収入の相場：成果報酬

アフィリエイトとは、自分のサイトの閲覧者が特定の商品を購入すると、売り上げの一部が成果報酬として入る仕組みを指します。

美容や医療脱毛、英会話、健康食品などをテーマにしたブログを立ち上げて、閲覧者が商品を購入したいと思わせるようなコンテンツを作らなければいけません。

SEOの知識と、市場で何が流行っているかを察知するマーケティング力、購入されるための文章力は必須です。必ず収入につながる保証はないため、上記で挙げた仕事と比べると、難易度は高めといえるでしょう。

看護師が自宅で仕事をする際の注意点

最後に、看護師が自宅で仕事をする際の注意点を見ていきましょう。

副業の年間所得が20万円以上の場合は確定申告が必要

副業の年間所得が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。自分で書類を準備して、最寄りの税務署で申告しましょう。年間所得が20万円を超えているにも関わらず、申告をしないと、罰則を受ける可能性もあります。

住民税の納付を忘れずに行う

年間所得20万円以下の場合は確定申告の必要ありませんが、住民税の納付は必須です。勤務先が副業を認めていたとしても知られたくない場合は、住民税を申告する際に、「普通徴収」を選びましょう。副業分の住民税額が、勤務先に知らされずに済みます。

本業に影響が出ないよう注意する

副業はあくまでも副業です。本業に影響が出ないように注意してください。副業に時間を割き過ぎて睡眠不足になり、本業でミスを犯すようでは元も子もありません。本業に支障が出ない範囲で取り組むようにしましょう。

まとめ

いまよりも収入をアップさせたい看護師におすすめなのが、自宅でできる仕事です。インターネット環境とパソコンさえあれば、在宅で取り組める仕事がたくさんありますよ。

webライティングやテープ起こし、データ入力などはクラウドソーシングを使うことで比較的簡単に仕事を得られるでしょう。それぞれに適性は異なるので、あなたにぴったりな在宅ワークを見つけてくださいね。