LE.O.VE株式会社【看護師向け | 職場インタビュー】
記事掲載日:2023/09/12
LE.O.VE株式会社
- 施設形態
- 訪問看護
- インタビュー対象者
-
人事責任者 Nさん
看護師(訪問看護勤務4年目)/マネージャー職:Sさん
今回は東京都内を中心に訪問看護事業所を約50拠点運営しているLE.O.VE株式会社(※)。
※「リオーブ株式会社」と読む。
業界のリーディングカンパニーを目指し、成長を続ける企業です。同社では、若手看護師の採用に力を入れており、"ジェネラリスト"として主体的に成長できる環境が整っています。さらに働きやすい環境づくりのため独自の制度が展開されています。魅力が詰まったLE.O.VEならではの取り組みや、働き方について伺いました。
- 「親を呼びたいまちづくり」に向けて在宅医療、訪問看護に取り組む。看護師として専門性を発揮しつつ、"ジェネラリスト"としても成長できる。
- 前向きで明るく、コミュニケーションが活発。スタッフ一人ひとりが主体となって、会社とともに成長していける環境。
- 夜勤・オンコール対応を最小限に、手当は手厚く─ LE.O.VE独自の働きやすい環境づくりとは。
- 真心をもってご活用者様の看護にあたり、より良い地域づくりに貢献。会社全体で目指す姿、個人の目指す目標に向けて挑戦し成長できる環境。
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「親を呼びたいまちづくり」に向けて在宅医療、訪問看護に取り組む。看護師として専門性を発揮しつつ、"ジェネラリスト"としても成長できる。
まず自己紹介を、看護師のSさんからお願いします。
[看護師 Sさん]
看護師経験としては、6年間で急性期病院を2箇所経験しており、それぞれ一般病棟と急性期ユニットで勤務していました。看護師7年目に、LE.O.VEに転職しました。
LE.O.VEに入社してから、現在4年目になります。一般社員、店舗の責任者を経て、今年の7月からエリアマネージャーを務めます。エリアマネージャーは、店舗の管理者として一つの事業所を管理しつつ、ほか約5店舗分をエリアとして管轄します。
次に、人事ご担当のNさんお願いします。
[人事責任者 Nさん]
現在入社6年目で、人事部の責任者を務めています。看護師をはじめ、そのほかの職種も採用を担当しています。
新卒からIT企業の営業として2年ほど勤めた後にこの会社に来ました。元々IT企業の方でも採用活動やインターンシップ生の採用をしていて、その中で人事での成果を上げていきたいという思いがあり、チャレンジできる風土・環境のあるこの会社に来ました。訪問看護業界は未経験でしたので、常に勉強しながら取り組んでいますね。
展開エリアや、スタッフの人数などについて教えてください。
[人事責任者 Nさん]
現在、東京23区を中心に展開しており、約50店舗を設けています。スタッフは、所属店舗を起点に地域のご活用者様を訪問します。
スタッフは全体で約700名と、大規模な企業です。
様々な職種が勤務しており、看護師以外には、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)や医療事務、人事などのバックオフィス、福祉用具専門相談員やケアマネージャーも在籍しています。
今後は政令指定都市から順にエリアを展開する予定です。将来的には全国に展開していきたいというビジョンがあり、これからより成長していく会社です。
会社の理念や、方針について教えてください。
[人事責任者 Nさん]
企業理念として「親を呼びたいまちづくり」を掲げており、在宅医療、訪問看護業界をリードしていけるよう取り組んでいます。
当社の代表は元々看護師で、看護師ならではの視点を持ち、訪問看護、訪問リハビリを運営しています。
また長く仕事をつづけられるよう、夜勤やオンコール対応を最小限にする仕組みづくりをはじめ、看護師目線で働きやすい環境づくりにも注力しています。
とくに特徴的なのは、業界内では珍しいジェネラリスト教育というものを行っていることです。
ジェネラリストは一つのものを極めるスペシャリストとは反対の意味ですね。訪問看護の現場では、医療機関で求められる看護師としての専門性のみならず、人間性の成長や、コミュニケーション力、人としての能力を高めていってほしいですし、それを実現できる環境でもあります。 多くの在宅の現場を経験していただく中で個人の成長にも繋げていき、そしてその成長を在宅の現場から「親を呼びたいまちづくり」に活かしていただきたいと思っています。
ジェネラリストとして、実際にどのような点で成長していける環境なのでしょうか。
[人事責任者 Nさん]
スペシャリスト・ジェネラリスト、どちらで経験を積んでいきたいかは人それぞれかと思います。ジェネラリストとして、地域の方とのコミュニケーション力、他職種間での連携・協力など、地域を支える"地域専門職"として成長していきたいという思いと行動力さえ持っていれば、LE.O.VEでは一から学べる教育体制を整えています。その意識さえ持っていただければ未経験でも安心して飛び込める環境ですね。
[看護師 Sさん]
一方で、中にはスペシャリストとして看護師としての専門性を発揮できる場もあります。「部会」というのがあり、疾患の研究チームのようなものがあります。フットケアや認知症、血管疾患やパーキンソン病など、それぞれの疾患ごとにご活用者様のニーズを考え、訪問頻度や訪問回数、訪問内容のご提案へ繋げています。
これまでのスペシャリストとしての臨床経験や専門性を活かしながら、ジェネラリストとして訪問看護の現場で活躍いただける環境です。
前向きで明るく、コミュニケーションが活発。スタッフ一人ひとりが主体となって、会社とともに成長していける環境。
職場の雰囲気や社風はいかがですか。
[人事責任者 Nさん]
前向きで明るく、上昇志向を持っている方が多いです。また良い訪問看護の実現に向けて協調性を持ちながら、みんなで頑張っていく雰囲気がありますね。
[看護師 Sさん]
実際に、そういった前向きで主体的に取り組んでいく姿勢の方が、現場には沢山いますね。
また、会社としても成長している最中なので、よりよい訪問看護のために新たな取り組みにも柔軟で協力的な方が多いです。地域のために、ご活用者様を主体に物事を考えられる方が活躍しています。
「親を呼びたいまちづくり」の実現に向けて、やはりスタッフ同士で連携・協力していくことが大切なんですね。コミュニケーション活性化のための取り組みはありますか。
[人事責任者 Nさん]
「チーム活動」というのがあり、約25チームに分かれて様々な取り組みをしています。
専門職に特化した部会と呼ばれるものや、専門職のみならず事務や人事などもメンバーとなり、会社の運営に携わるようなものもあります。
他にも、SNSなどの運営をするWebチームや、採用や座談会を行い働く仲間を集めるチーム、働き方改革を推進するチームもあります。
ステーションを超えて様々なチームに所属をしています。
月1回の店舗内でのステーションカンファレンスでは各チームの情報を共有も行っており、会社全体でいろんなことと向き合っています。 トップから下りてきた情報だけで動いていくというより、みんなで考えて意見提案や改善をして、より良い環境を作っています。
[看護師 Sさん]
決定権や裁量を各チームが持っていて、チームレベルでボトムアップしています。いい企画は提案して終わりではなく、実際に会社としてちゃんと投資をしてくれています。自分たちで意見を出し合い"いろいろやってみよう"という雰囲気があります。
夜勤・オンコール対応を最小限に、手当は手厚く─ LE.O.VE独自の働きやすい環境づくりとは。
訪問看護業務の1日の流れを教えてください。
[看護師 Sさん]
勤務は8時半~17時半が定時となります。出勤後、約20分間の朝礼を行い、終わったら掃除をします。掃除の時間があるのは珍しいかもしれませんが、会社の文化として、自分たちで使うステーションは自分たちで綺麗にしようという習慣があります。
その後訪問の準備をして、9時から訪問に向かい始めます。大体、一つの訪問当たり60分間で対応します。午前中に3件、お昼休憩60分間を挟み、午後に3件の訪問を行います。ステーションに帰ってきたら申し送りを行い、退勤となります。
この申し送りは「今日、ご活用者様がどうだったか」という報告をする場ですが、ただの報告会ではなく、訪問看護やリハビリの質を維持するために、連携・共有をする場です。 具体的には、より良い訪問のプランのためにはどうすればいいか、入院リスクはどうか、というようなプチカンファレンスのようなものです。 毎日、店舗管理者やリーダー職の看護師、リハビリ職の方と一緒にこの申し送りを必ず行なっています。
スタッフ同士連携するためのコミュニケ―ションが活発に行われているんですね。訪問件数について、実際には状況によって変動することはあるのでしょうか?
[人事責任者 Nさん]
状況によっては、変動することもあります。
ただし、基本会社の規定として訪問件数の上限は6件と決められていますので、それを超える無理な訪問が発生することはありません。(※イレギュラー代行での7件目までは許可をしています。)
既定の訪問件数の上限が定まっているのは安心ですね。残業時間についてはいかがでしょうか。
[看護師 Sさん]
「ノー残業デー」というのが設けられていて、残業時間については、各ステーションで削減に向けて工夫をして取り組んでいます。
現場ではスケジュール表をベースに動くのですが、そこに事前に退社時間を記載しており、残業が発生する場合は残業申請が必要になります。
退社時間を定時で予定していた場合、基本的には予定通り定時で帰るスタッフがほとんどですね。
[人事責任者 Nさん]
ご自身でも、早く帰りたければ逆算して業務を終わらせていただくと良いと思います。もちろん、やるべきことはやっていただきますが、ご自身でメリハリをもって働いていただけます。
[看護師 Sさん]
各ステーションに1人くらいは、ほとんど毎日定時で退社するほど時間管理が上手い人や、仕事が増えてもその分業務効率を上げて定時で帰る、すごいスーパーマンがいます(笑)。
夜勤やオンコール対応についてはどのような体制なのでしょうか。
[看護師 Sさん]
オンコール対応や夜勤に関しては独自の工夫をしており、<1人あたり年間に4回程度>のみの対応で運営しています。
医療機関やほかの訪問看護を運営している企業さんと比べて、圧倒的に少なく、対応時の環境も整備されています。
体制としては、東京は現在4つにエリアを分けて各エリアに賃貸を借り、そこに夜間の間待機しています。 オンコール対応時は、担当エリアの看護師に電話が繋がり、電話相談またはタクシーによる移動で訪問し対応します。
そもそも1日4名ずつしか夜勤がないんです。つまり、当社の看護師が他企業に比べて多い点から、1人当たり、約2~3ヶ月に1回くらいしか夜勤が回ってこない仕組みになっています。
[人事責任者 Nさん]
夜勤手当も業界でトップクラスの水準です。
当社での夜勤手当は、夜勤1回あたり、平日30,000円、土日祝55,000円、さらにゴールデンウイークとお正月は70,000円の支給となります。
病院では、夜勤1回あたり20,000円を下回る水準が一般的かと思いますので、比べていただいても高水準なことがわかります。日々のみんなの努力で生んだ利益を会社はしっかり還元します。また、日々のケアや、いない時のことを考えた看護を全員で意識しているため、病院と違って常に動き回る夜勤ではありません。
夜勤やオンコール対応は独自の工夫が沢山あり、看護師さんも働きやすい体制ですね。ライフステージの変化などに対するサポートはどのような体制でしょうか?
[人事責任者 Nさん]
産前産後休暇・育児休暇については多くのスタッフが利用しており、毎年休暇に入るスタッフ・復帰するスタッフがほぼ同数で、復帰もしやすい環境です。
復帰しやすい理由としては、ご自宅から近いステーションに復帰できる、復帰してからお子さんが3歳になるまでは短時間勤務制度を利用いただける、夜勤も免除できる、などの点があげられます。
男性も育児休暇を取れる環境で、実際に利用しているスタッフもいます。
真心をもってご活用者様の看護にあたり、より良い地域づくりに貢献。会社全体で目指す姿、個人の目指す目標に向けて挑戦し成長できる環境。
どのような看護師さんにご入社いただきたいとお考えですか?
[人事責任者 Nさん]
大変なことも、諦めず最後までやりきれる方に来ていただきたいですね。
入社から1年間は、やはり分からないこと・慣れないことも沢山あると思いますが、まずは諦めずに取り組んでいただけると良いと思います。まだ全てが見えていないタイミングで諦めてしまう方も過去にいて、力を発揮できていない段階で辞めてしまうのはもったいないですよね。
反対に、最初はとても不安そうにされていたり、もう手一杯というような様子だったりした方が、諦めずに取り組んでいく中で大事なものや目標が見えて、ご自身のなかでもっと続けたいと思っていただく方もいます。大変な時期があっても、そこを頑張れることがすごく大事ですね。
また、やりがいを持っていただくことも大切だと思います。 求められている看護は何か、地域を支える"地域専門職"としてどう活躍したいのか、どのような成長をしていきたいのか、そのような部分を軸として持っていただき、LE.O.VEでやりがいをもって働いて頂けるといいですね。
[看護師 Sさん]
まずは、真心を持ってご活用者様の状態をよくしていきたい、という気持ちがある方に来ていただきたいです。
また、当社としては、将来訪問看護業界のスタンダードになっていきたいという思いがあるので、訪問看護のスタンダードのレベルを一緒に上げていく、自分たちが一番のモデルケースになるという未来に一緒にチャレンジしていける方だと良いですね。
最後に入社をご検討の方へメッセージをお願いします。
[看護師 Sさん]
訪問看護で迷っていたら、一度LE.O.VEに面接に受けに来てみてください。LE.O.VEの訪問看護をまず知っていただいた上で、いろんなところとも比べてみて欲しいなと思います。もちろん合う、合わないはどこの職場でもあると思いますので、ご自身でも検討いただけると良いと思います。
また、訪問看護の昔のイメージは「病棟で10年くらいやったベテランさんが行くのが訪問看護」という時代もありましたが、国の政策をはじめ、最近では明確に変わってきています。今後は在宅医療・訪問看護が、医療の柱になっていくことは間違いないと思います。 当社では若手の看護師さんの採用に力を入れています。 業界をリードしていくLE.O.VEで、若手のうちから経験を積んでいっていただくとご自身のスキル・キャリアアップにもつながると思います。
[人事責任者 Nさん]
私からも同じような視点ですね。職場を考える際に訪問看護の選択肢がない方には、まず訪問看護という選択肢を一つ増やしていただけると良いと思います。
キャリアを選べる20~30代のうちに、訪問看護を選択肢の一つとして一度検討いただけると今後の働き方の幅も広がると思います。
迷われている方は、ぜひ一度面接に来ていただければと思います。
法人情報
- 名称
- LE.O.VE株式会社
- 拠点数・展開エリア
- 東京都、愛知県
約50拠点(※2023年6月時点) - 法人概要
- ・介護保険法に基づく居宅事業
・医療保険法に基づく居宅事業
・自由契約での訪問医療事業 - 設立
- 2007年
- 資本金
- 88百万円
- 従業員数
- 約700人(※2023年8月時点)
- 所在地
- 東京都渋谷区神南1-17-11 ガーデンキューブ渋谷神南6階
求人情報
- おすすめPOINT
- ✔【業界トップの給与水準&選べる休日】最低保証額が月給45万円、年収540万円と業界最高水準。お休みは入社時に土日祝休みor日月祝休みの選択が可能です。土曜出勤時には別途手当が支給されますので、「お休み重視型」「収入重視型」などご自身の思考に添った働き方を選択できます!
✔【休暇が取得しやすい環境】東京都内でのドミナント展開、サテライト展開の為、近隣の拠点同士で突発的な休暇にも対応ができる環境が整っております。また、2年目以降は10連休の取得が可能となる為、メリハリをもって働く事ができます!
✔【オンコールは年4回程度のみ】オンコールの業界平均は「月」5~6回ですが、LE.O.VEでは「年」4回程度の対応と圧倒的な少なさです!オンコール対応時にはオンコール待機用のマンション(築浅)に寝泊りしていただき、待機のみでも1回あたり別途3万円以上の手当が支給されるのも嬉しいポイントです。 - 雇用形態
- 正社員
- 施設形態
- 訪問看護
- 勤務形態
- 日勤のみ
- 職種
- 正看護師
- 給与
- 年収540万円~600万円
月給450,000円~500,000円
※年齢、経験、能力などを考慮の上、規定により決定
※上記は諸手当込・臨床経験2年以上の金額
(外来経験を除く一般病棟での経験)
※最低保証額は月給45万円、年収540万円と、業界最高値の給与水準です。 ※別途、訪問件数、オンコール待機等の実数により、加算される給与形態となります。
《各種手当》
職能手当30,000円、オンコール待機手当(平日30,000円、土日祝55,000円、GW年末年始70,000円/回 ※別途出動手当)土日祝手当、地域包括ケア支援手当、自己研鑽手当、住宅手当、訪問手当 - 勤務時間
- 8:30~17:30(休憩60分)
- 休日
- 完全週休2日(土日or日月)年に1度日曜に緊急訪問当番有 2月、9月の祝日は出勤日 他祝日状況により
- 経験・スキル
- 《歓迎》臨床経験2年以上(2年未満の方でもご応募いただけます)
- 業務内容
- 訪問看護における看護業務全般をお任せします。
・健康状態の管理
・検査・治療促進のための看護・リハビリ
・認知症の看護
・ご家族を含む日常生活のサポート
・その他、チーム活動(スタッフの教育、広報誌の作成など)
- 福利厚生
- 厚生年金/健康保険/雇用保険/労災保険
産前産後休暇、育児休暇、慶弔休暇、介護休暇、保育費支援制度・会員制施設(エクシブ)
割引利用・社内融資制度・認定看護師支援制度・イベント多数あり・連続休暇(9連休取得実績あり)